コスパで選ぶなら パソコンゲームを始めたい人に最適「GeForce RTX 5050搭載ゲーミングノートPC」おすすめ5選【2025年8月版後編】(1/2 ページ)
予算20万円ほどで高コスパのゲーミングノートが欲しいと思ったら、エントリークラスの最新GPUを搭載した製品が狙い目です。今年は、NVIDIAが6月に発表した、RTX 50シリーズのエントリーGPU「GeForce RTX 5050 Laptop GPU」を搭載したゲーミングノートPCが続々と登場しています。予算を抑えつつ、カジュアルにゲームを楽しみたい人にとっての有力候補となるでしょう。ここでは、前編で紹介したASUSの2モデルに続き、GeForce RTX 5050 Laptop GPU搭載のおすすめ「ゲーミングノートPC」3モデルを紹介していきます。
予算20万円ほどで高コスパのゲーミングノートが欲しいと思ったら、エントリークラスの最新GPUを搭載した製品が狙い目です。
今年は、NVIDIAが6月に発表した、RTX 50シリーズのエントリーGPU「GeForce RTX 5050 Laptop GPU」を搭載したゲーミングノートPCが続々と登場しています。
予算を抑えつつ、カジュアルにゲームを楽しみたい人にとっての有力候補となるでしょう。
ここでは、前編で紹介したASUSの2モデルに続き、GeForce RTX 5050 Laptop GPU搭載のおすすめ「ゲーミングノートPC」3モデルを紹介していきます。
前編はこちら
井上晃
スマートフォンやゲーミングPC、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
GeForce RTX 5050 Laptop GPUとは
「GeForce RTX 5050」は、NVIDIAが6月に発表し、7月から展開しているエントリーモデルのGPUです。
同世代では、AI処理にも適した「Blackwell」というGPUコアを採用したのがポイント。デスクトップ向けに「GeForce RTX 5050」を採用したグラフィックスカードが展開されているほか、ノートパソコン向けの「GeForce RTX 5050 Laptop GPU」を採用した製品も続々と市場に投入されています。
この記事で紹介するゲーミングノートPCが搭載しているのが、後者の「GeForce RTX 5050 Laptop GPU」です。こちらは2023年に発表された前世代の「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」の後継に相当するものとなります。
その主な仕様としては、並列計算の指標となる「CUDAコア」が2560基、AI処理の指標となる「Tensorコア」のピーク処理性能が440 AI TOPSであることに注目です。
そのほか、動作クロック(定格)は1500MHz〜2662MHz、グラフィックスメモリは8GB(GDDR7/128bit)。実際の定格消費電力は製品によって異なりますが35〜100W程度とされています。またエンコーダー・デコーダーに関しては、第9世代の動画エンコーダーを1基、第6世代の動画デコーダーを1基備えています。
CUDAコアの数にフォーカスしてみると、中上位のGPUで6000〜8000基程度、上位モデルでは1万基を超えるので、2560基という規模は、あくまでエントリーモデルのそれであることを理解できます。
一方で、そんなエントリーモデルとは言いながらも、GeForce RTX 5050 Laptop GPUではAIを活用してフレームレートを向上させる「DLSS 4」機能に対応していることが見逃せないポイント。「描写の重いタイトルにもなんとか手を出せるかも……」という意味で、入門者に優しい構成だと言えます。
Cyborg-15-B2RWEKG-5434JP
「Cyborg-15-B2RWEKG-5434JP」は、エムエスアイコンピューターが7月に発売したモデルです。
サイバーパンクな世界観を表現したデザインが特徴で、ボディーにはスケルトンになっている部分もあり、細かいディティールまでこだわって設計されています。
最近は、ゲーミングノートPCでもスッキリしたミニマルなデザインの製品が増えていますが「やっぱり装飾に特別感が欲しい」というこだわりがある人ならば、ぜひチェックしておきたい一台です。
同シリーズには、NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載する上位モデルが1つ、NVIDIA GeForce RTX 5050 Laptop GPUを搭載する下位モデルが2つあります。
インテル Core 7 プロセッサー 240Hを搭載し、32GBメモリ・512GBストレージを備えた「Cyborg-15-B2RWEKG-5050JP」と、インテル Core 5 プロセッサー 210Hを搭載し、16GBメモリ・1TBストレージを備えた「Cyborg-15-B2RWEKG-5434JP」の2種類です。下位モデル2種に関しては、プロセッサーとストレージに差があるのが分かります。
今回ピックアップした「Cyborg-15-B2RWEKG-5434JP」は、実売価格が18万9800円(税込、以下同)。比較的手を伸ばしやすい一台です。
ディスプレイサイズは15.6インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHD。リフレッシュレートは144Hzで、ノングレア仕様です。
システム管理ソフト「MSI Center」に、MSI独自のAI機能「MSI AI Engine」が備わっているのもポイント。例えば、パソコンの最適化についてAIのサポートが期待できるようになっており、ゲームプレイ時などパソコンの使用状況を検出して、シーンに応じた設定やパフォーマンスの調整をしてくれます。
MSIおすすめゲーミングノートPCピックアップ
VenturePro-15-A2RWEG-5150JP
続いて紹介するのは、ゲーミングらしさのないパソコンを選びたい場合の選択肢です。
純粋なゲーミングノートPCとして売られているモデルではありませんが、「VenturePro-15-A2RWEG-5150JP」もエムエスアイコンピューター7月に発売したモデル。GeForce RTX 5050 Laptop GPUを搭載したビジネスパーソン向けのノートパソコンです。
本モデルはヤマダデンキで販売されているモデルであり、ヤマダウェブコムでの価格は19万9980円。公式ストアで販売されている型番の「VenturePro-15-A2RWFG-0861JP」(22万9799円)と比べると、GPUを含めスペックが抑えられていますが、価格を重視するならば候補に挙がる一台です。
ビジネス・クリエイティブ向けをうたいながらも、対応用途にはゲーミングも含まれていることが見逃せません。
特に、15.6インチのディスプレイは、リフレッシュレートが144Hzに対応しており、先述した「Cyborg-15-B2RWEKG-5434JP」と同等です。
MIL規格準拠の耐久性を備えているなど、持ち運びの機会が多い場合にも安心できる点もメリットです。
プロセッサーにはIntel Core 7 プロセッサー 240Hを搭載。メモリは16GB、ストレージは1TBを備えます。オフィスソフトでの作業はもちろん、動画編集やデザイン、3Dレンダリングなど広い運用をカバーしつつ、ゲーミングまで使いたいという欲張りな人ならば、おすすめの選択肢になりそうです。
MSIおすすめゲーミングノートPCピックアップ
GALERRIA RL7C-R55-5N
「GALERRIA RL7C-R55-5N」は、サードウェーブが6月にGALERRIA(ガレリア)ブランドから発売したモデルです。ドスパラでの価格は17万4980円で、今回紹介した機種のなかでもコスパの良さが際立っています。
搭載するプロセッサーは第14世代のCore i7 14650HXで、メモリは16GB、ストレージは500GB。前述してきたような1TBモデルと比べるとストレージが若干少ないので、動画編集のためにクリエイティブツールを扱うなど、ゲーミング以外の用途にも使いたい場合には、問題ないかチェックしておくと良いでしょう。
ポート類も、USB Type-C(USB3.2 Gen2、映像出力DisplayPort1.4対応、PD対応/65W〜100W))×1、USB Type-C(USB3.2 Gen2、DisplayPort1.4 対応、PD非対応)×1、USB Type-A(USB3.2 Gen2)×1、USB Type-A(USB3.2 Gen1)×1、HDMI 2.1、オーディオ端子と充実しています。
「GeForce RTX 5050 Laptop GPU」搭載おすすめゲーミングノートPC
前編はこちら
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