6万円台のミッドハイモデル「Xiaomi 15T」を5つのポイントでチェック(1/2 ページ)
シャオミの「Xiaomi 15T」を5つのポイントでチェックしていきます。
シャオミ・ジャパンが発売したハイエンドスマートフォン「Xiaomi 15T」シリーズには、最上位モデルの「Xiaomi 15T Pro」と、「Xiaomi 15T」の2種類があります。本稿では、6万円強で手が届くミッドハイ相当のXiaomi 15Tについて、5つのポイントを追いながら、概要をおさらいしていきましょう。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
Xiaomi 15T|汎用型のハイエンド機
シャオミが日本国内で展開するスマートフォンは、「Xiaomi 15 Ultra」「Xiaomi 15 T」「Redmi Note 14 Pro 5G」「Redmi 14C」「POCO F7」「POCO F6 Pro」「POCO M7 Pro 5G」など、ブランドも異なり、コンセプトが分かれています。。
大まかに言うと、カメラに特化した「Ultra」、ハイエンドの「T」シリーズ、コストパフォーマンス重視の「Redmi」シリーズ、オンライン専売でスマホに詳しい人向けの「POCO」シリーズ──といったところです。
その中でもXiaomi 15Tは、ハイエンドでありながらコストパフォーマンスの高さが際立ったシリーズ。特に、本稿で紹介するXiaomi 15Tについては、一括6万円台で手が届くという手頃さが魅力です。
Xiaomi 15T|堅実な基本仕様
Xiaomi 15Tのディスプレイは約6.83インチ(2772×1280ピクセル)。リフレッシュレートは最大120Hzです。本体サイズは約78(幅)×163.2(高さ)×7.5(厚さ)mmで、昨今のハイエンドスマートフォンとしても比較的大きめです。重量は194gあります。
搭載するSoC(システムオンチップ) は、MediaTek製のミドルハイクラスモデル「Dimensity 8400-Ultra」。カジュアルなゲーミングにも十分に対応でき、普段使いならばまず困ることのないレベルの処理性能を誇ります。メモリは余裕をもった12GBを備え、ストレージは256GBと512GBから選べます。
5500mAhのバッテリーを内蔵し、高速充電(67W対応)では約50分で100%までの充電が可能です。上位モデルの15T Pro(5500mAh、90W充電対応)が36分で100%充電できることに比べれば少々見劣りしますが、それでも十分快適に運用できる範囲でしょう。
そのほか、防塵防水性能がしっかりIP68に準拠していることもポイント。キッチンなどの水回りや、屋外での使用時にも安心感があります。なお、上位モデルの「Xiaomi 15T Pro」とは異なり、ワイヤレス充電やおサイフケータイについては対応していないことを確認しておきましょう。
Xiaomi 15T|ライカ共同開発のカメラ
従来世代から踏襲する同シリーズの売りといえば、ライカと共同開発した背面カメラです。Xiaomi 15Tは、メイン(約5000万画素)+望遠(約5000万画素、光学2倍)+超広角(約1200万画素)という3眼構成。上位モデルの15T Proと比べると、望遠カメラの倍率が5倍から2倍に抑えられていたり、イメージセンサーの仕様に差があったりはするものの、十分に充実しています。
ライカ共同開発のカメラを搭載するスマートフォンといえば、高額な機種が多い印象ですが、Xiaomi 15Tは6万円台という手を伸ばしやすい価格帯でありながら、ライカならではの仕上がりを楽しめるのが大きな魅力となるでしょう。
Xiaomi 15T|AI機能も充実
Xiaomi 15Tは、AI機能が充実していることもポイントです。Androidスマートフォンで一般的に利用できる「Google Gemini」や「かこって検索」といったGoogle製の機能だけでなく、「Xiomi HyperAI」という独自の機能群をサポートしています。具体的には、「AI文章生成」や「AI通訳」「AIダイナミック壁紙」など、さまざまなAI機能を利用できます。
Xiaomi 15T|販路と価格
Xiaomi 15Tは、ブランドの直営店のほか、公式オンラインストア、公式のTikTok Shop、大手ECサイトなどで展開されています。また、MVNOでは「イオンモバイル」「IIJmio」「HIS モバイル」「QTmobile」が取り扱っています。
Xiaomi 15Tの公式オンラインストアでの販売価格は、12GB/256GBモデルが6万4800円(税込、以下同)、12GB/512GBモデルが6万9980円。+5000円で大容量モデルを選択できるのは魅力的です。カラーバリエーションは、「グレー」「ブラック」に新色の「ローズゴールド」を加えた計3色がラインアップされます。
購入検討時には、今秋から提供されている保証サービス「Xiaomi Care」や、買い取りサービス「にこスマ買取 for Xiaomi」も合わせてチェックしておくとよいでしょう。
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