【冬の車中泊の暖房】「私はこうしてます!」車中泊歴7年超の筆者が使っている「スポット暖房器具」4選【2025年11月版】(1/4 ページ)
今回の記事では、車中泊歴7年超の筆者が、実際に冬の車中泊で使用している「スポット暖房器具」を4つご紹介します。冬に車中泊予定がある方はぜひチェックしてみてください。
冬になると、車中泊ユーザーは「寒い車内でどう暖まるか」という問題に直面します。
筆者が車中泊をする際は、常に大容量のポータブル電源を持参しているため、冬の暖房も全て電気を使用するものを利用しています。しかし、自宅では問題なく使える暖房器具も、車中泊になると消費電力の高さがネックになります。車内利用には向かないものもあり、どれを選ぶか悩みどころです。
そこで今回の記事では、車中泊歴7年超の筆者が、実際に冬の車中泊で使用している「スポット暖房器具」を4つご紹介します。冬に車中泊予定がある方はぜひチェックしてみてください。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
冬の車中泊におすすめの「スポット暖房器具」1:電気毛布
筆者が車中泊を始めた頃から使い続けているのが「電気毛布」です。睡眠時はこれがあれば安心! 布団の中をポカポカに温められるので、気温がグッと下がる早朝も「寒くて目が覚めてしまった……」なんてこともありません。
もちろん布団や毛布との合わせ使いではありますが、寝具があっという間に温まり、朝までぬくぬくです。
おすすめは、筆者も使用している「Sugiyama 電気敷き毛布」。購入してから5年ほど経ちますが、現在も不具合なく使うことができています。
消費電力は55W(「強」で使用の場合)とかなり低く、8時間使用しても単純計算で440Wh。容量500Whのポータブル電源があれば、寒さを感じることなく、朝までぐっすり眠ることができます。
機能性も高く、スライド式無段階温度調節やダニ退治モードも搭載。丸洗いも可能なので、清潔に使い続けることが可能です。
実売価格も3000円台とお手頃で、自宅でも活用できるのが魅力です。車中泊のスポット暖房器具として、最初に購入を検討して欲しいアイテムです。
冬の車中泊におすすめの「スポット暖房器具」2:パネルヒーター
車中泊の暖房で最近役立っているのが「パネルヒーター」です。パネルヒーターは意外と消費電力が低く、場所もあまり取らずに設置できるので、軽バンなど小さめ車両での車中泊にも最適です。
パネルヒーターは平面(1面)で表面が温まるものと、写真のように折りたたみタイプで3〜4面が温まるタイプがありますが、おすすめは断然後者です。
パネルヒーターで囲うことで熱が逃げるのを防ぐため、特に足先や首周り、背中など、ピンポイントで体の一部を温めたいときに最適です。
筆者が購入した「Sumeriy パネルヒーター」は、4面タイプで足を置く床面も温かく、ブランケットも付属しています。そのため熱が逃げるのを防ぎながら、しっかりと温めることができます。
実売価格は8000円前後と購入しやすく、消費電力も145Wと省エネ設計。容量1000Wh以下のポータブル電源でも、安心して使用することができます。
冬の車中泊におすすめの「スポット暖房器具」3:小型セラミックファンヒーター
「小型セラミックファンヒーター」も、手先や足先をピンポイントで温めたい時に便利な暖房器具です。筆者は車内でのパソコン作業や調理時に、冷えた指先を温めるのによく使用しています。
小型なので車内全体を暖めるパワーはありませんが、速暖タイプが多いため、手先・足先をヒーター前にかざすだけですぐ温まります。
さらに、小型・軽量なので持ち運びも楽ちん。消費電力も低めです。
写真の「山善 コンパクトセラミックヒーター DMF-D021」は、テーブルの上にポンと置いておけるサイズ感が魅力の小型セラミックファンヒーター。速暖タイプで、暖房・送風の2WAY仕様と機能性も抜群です。冬はもちろん、夏も便利に使うことができます。
定格消費電力は130W(温風運転時)。パッと手先・足先を温めるといった短時間の使用なら、低めの消費電力ということもあり、小型のポータブル電源でも安心して使用可能です。
価格は3980円(税込)と、コスパも抜群。グレージュとホワイトの2つのカラーから選ぶことができます。
冬の車中泊におすすめの「スポット暖房器具」4:電気湯たんぽ(充電式・蓄熱式)
筆者が車での移動時や睡眠時に使用しているのが、「電気湯たんぽ(充電式・蓄熱式)」です。冷える手先や足先、下腹部、腰などに直接当てて温めることができ、使用時は電源コードに接続する必要もないため、使う場所も選びません。
ポータブル電源がない場合は通常の湯たんぽでも良いのですが、電気湯たんぽなら水を交換したり、お湯を沸かしたりする手間がありません。冷えたら電源コードを接続して温め直せるので、充電式・蓄熱式の方がより手軽に使うことができます。
筆者が使用している「YUSIDO 湯たんぽ」は、15分ほどで充電が完了する充電式湯たんぽです。短時間で温かくなるのでかなり便利です。一度充電すれば12時間ほど使えるため、寒くなる夕方頃に充電すれば、翌朝までの使用が可能になります。
筆者が使用しているのは少し古いモデルです。年々使いやすくなり、安全性も上がっているため、できれば新モデルを購入するのがおすすめです。実売価格は3000円前後です。
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