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「もっと早く使えばよかった……!」FPが教える「結局コスパがいい家電」3選【2026年3月版】(1/2 ページ)

初期費用、光熱費削減効果、家事の時間短縮などに注目して、コスパ、タイパのよい家電をFP視点で3つ厳選して紹介します。

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 共働き家庭や子育て家庭など、家事は時短があたりまえの世の中で家電の活用は欠かせません。一方で、物価上昇が続く中では、光熱費の節約も重要な要素です。

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結局コスパの良い家電って? FPが厳選!(出典:photo-ac.com)

 そこで初期費用、光熱費削減効果、家事の時間短縮などに注目して、コスパ、タイパのよい家電をFP視点で3つ厳選して紹介します。

石倉博子

石倉博子

ファイナンシャルプランナー(1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP認定者)。

“お金について無知であることはリスクとなる”という私自身の経験と信念から、子育て期間中にFP資格を取得。実生活における“お金の教養”の重要性を感じ、生活者目線で、分かりやすく伝えることを目的として記事を執筆中。大学では美学美術史と油絵を学び、文学と造形の学士を取得。しかし今は芸術とは程遠いお金の計算に情熱を燃やす人間になっている。伏線がきれいに回収された小説を読むのが好き。


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FPが選ぶ「タイパ・コスパがいい家電」1:エアコン

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パナソニック ルームエアコン CS-224DFL W(出典:Amazon

 エアコンは比較的電気代がかからない暖房器具ということは知られてきていますが、初期費用がかかり、工事も必要なため、気軽には導入できない暖房器具でもあります。

 そこがネックとなり、エアコンの代わりに電気ストーブや電気ファンヒーターを使っている家庭もあると思います。この場合、6畳の部屋を暖めるのに消費電力1000Wの暖房器具を使用すると、エアコンの約2倍の電気代がかかってしまいます

 1日8時間使用したとすると1日248円、1カ月で7440円、一冬(3カ月)では2万2320円となります(※1)。

 エアコンであれば、この半分で済むとなると1万円以上の電気代が節約できます。仮にエアコンの価格が10万円、電気ストーブの価格が1万円だとすると、9年で元が取れる計算になりますが、エアコンは夏場も活躍します。むしろ、近年の気温上昇でなくてはならない存在となっているので、エアコンのコスパは非常に高いと言えるでしょう。

 初期投資でちゅうちょする気持ちは分かりますが、その後のランニングコストと快適さを考えると、導入して損はない家電の筆頭になります。

※1 電気料金単価31円/kWhで計算

FPが選ぶ「タイパ・コスパがいい家電」2:食洗機(食器洗い乾燥機)

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パナソニック 食器洗い乾燥機 ホワイト NP-TSP1-W(出典:Amazon

 食器洗いを面倒な家事の一つと感じている人は多いのではないでしょうか。共働き世帯や子育て世帯にとって、家事の効率化は大きな課題です。食器類がある程度多い場合、食洗機は時間や手間を減らせるだけでなく、光熱費の節約にもつながる便利な家電です。

メリット1:時短になる

 食洗機を使えば、手洗いに比べて、1回20分〜30分程度時間を短縮できます(※2)。1日2回使えば、年間で300時間程度の家事時間を短縮できます

メリット2:光熱費の節約になる

 食洗機は手洗いよりも少ない水で洗うことができ、コストは電気代と合わせて1回あたり20〜30円程度で済む場合が多いです。手洗いと比べると40円程度安く済むという家電メーカーの試算もあります(※3)。

 1回40円節約できるとすると、1日2回の使用で年間2万9200円の節約になります。仮に食洗機の本体価格が10万円だったとすると、3〜4年で元が取れる計算になります。

こぼれ話

 我が家にも食洗機があるのですが、ずっと乾燥モードでしか使っていませんでした。「完全にきれいにならない(思い込み)」、「フライパンや鍋は結局手洗いだし……」といった理由からでした。

 しかし庫内の衛生上、乾燥だけで使うのはよくないと知り、全自動モードで使用してみると、「なんでもっと早く使わなかったのか」と大変後悔しました。以来、秘密の道具を手に入れた気分です(笑)。

※2 洗い物の数により異なります

FPが選ぶ「タイパ・コスパがいい家電」3:電気ケトル

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ティファール ジャパン ジャスティン ロック ブラック 1.2L(出典:Amazon

 電気ケトルは、比較的安価で購入でき、時短家電として優秀です。

 製品にもよりますが、電気ケトルで1Lのお湯を沸かすときの電気代は約3.4円です。他方、1Lのお湯を沸かすのに、電気ポットでは約3.7円、やかん(ガスコンロ)では約3.4円かかるという試算があります。

 これだけをみると1Lのお湯を沸かすコストにそれほど差はありません。問題はお湯が沸くまでの時間です。

 1Lを沸かすのに、電気ケトルは約5分15秒、電気ポットは約9分、やかんは約7分30秒です。容量を少なくして、カップ1杯(140ml)にすると、電気ケトルは68秒、やかんは2分30秒かかります。すぐにお湯を沸かしたいというニーズに電気ケトルは適しています(※4)。

 使い方によっては、光熱費も節約できます。たとえば、少量のお湯を電気ケトルで1日5回沸かすなどの場合です。この場合、電気代は1日3〜5円です。

 電気ポットの場合は、保温機能があるので、1日使うと20〜30円程度かかります。やかんの場合は、沸いてすぐに火を止めれば、光熱費にそれほど差はありませんが、加減を見て自分で火を消す必要があるため、ついつい沸かし過ぎてしまうことがあるのではないでしょうか。1日5回ともなれば、無駄なガス代がかかっている可能性は高くなります。

 電気ポットは、沸いたら自動的にスイッチがオフになるので、安全性も高く、無駄に電気を消費することがありません。

まとめ

 いつものルーティンで日常を過ごしていると、新しいものを取り入れることが少し面倒に感じることもあるのではないでしょうか。例え“いい変化”につながるとしても、「お金がかかるし、今あるもので十分」と考えてしまいがちです。

 しかし、家電は日々進化しています。省エネ性能の向上や快適性の改善、便利な機能の追加、安全性の強化など、初期費用はかかっても、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れた製品は数多く存在します

 今回紹介したのはその一部にすぎませんが、光熱費の削減や家事の時短につながり、結果として家計にプラスとなる家電を選びました。家電を賢く取り入れ、暮らし全体の効率を高めていきましょう。

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