検索
コラム

【家電の買い替え時】修理か、新品購入か? 迷った時の判断基準をFPが解説【2026年最新版】(1/2 ページ)

どのタイミングで買い替えるのがベストなのか、家電ごとの使用年数の目安と買い替え時期の判断基準をFP視点で解説します。

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 家電を新しくしたら、電気代が安くなったという話を耳にしたことはありませんか? 家電は年々省エネ性能が向上しており、古い機種を使い続けるより、新しい機種に買い替えた方がトータルコストが下がるケースは少なくありません

フォト
家電の買い替えタイミングをFPが解説!(出典:photo-ac.com)

 とはいえ、「壊れていないのに買い替えるのはもったいない」と感じる人もいるでしょう。そこで、どのタイミングで買い替えるのがベストなのか、家電ごとの使用年数の目安と買い替え時期の判断基準をFP視点で解説します。

石倉博子

石倉博子

ファイナンシャルプランナー(1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP認定者)。

“お金について無知であることはリスクとなる”という私自身の経験と信念から、子育て期間中にFP資格を取得。実生活における“お金の教養”の重要性を感じ、生活者目線で、分かりやすく伝えることを目的として記事を執筆中。大学では美学美術史と油絵を学び、文学と造形の学士を取得。しかし今は芸術とは程遠いお金の計算に情熱を燃やす人間になっている。伏線がきれいに回収された小説を読むのが好き。


→著者のプロフィールと記事一覧

10年前の家電と最新家電の電気代を比較してみた

 家電の省エネ性能は、ここ10年で大きく進化しています。家庭の電気使用量の中でも割合が大きいエアコンや冷蔵庫は、省エネ技術の進歩が顕著な家電です。

 資源エネルギー庁の資料によると、10年前と比べて

  • エアコン:約14%の省エネ
  • 冷蔵庫:約21〜30%の省エネ

 が進んでいるとされています。

 そこで、主要メーカーの最新機種と10年前の機種の電気代を試算して比較してみます(表参照)。

フォト
エアコン比較表:日立白くまくんRAS-XR2825S(2026年)とRAS-D28F(2016年)の比較/冷蔵庫比較表:東芝冷凍冷蔵庫べジータGR-R510FZ(2026年)とGR-K600FW(2016年)の比較(筆者作成)
※電気料金単価は31円/kWhで計算しています

 10年前でも省エネ性能が高いとされていたモデルでも、最新モデルと比較すると電気代に数千円の差が生まれていることが分かります。

人気の冷蔵庫をチェック!

家電の使用年数の目安は?

 家電には法律で定められた「耐用年数」がありますが、これは税法上の取り決めであり、実際の使用年数とは異なります。

 一方、メーカーや業界団体が示している「設計上の標準使用期間」は、家電の安全性を考えた使用年数の目安として参考になります。また家電には、製造打ち切り後、補修用の部品を一定期間保有しておかなければならないという「補修用性能部品の保有期間」が家電ごとに決められています。古い家電が故障すると修理用の部品がなく、結局買い替えることになるので、こちらも参考になるでしょう。

 以上を参考にして、家電ごとの使用年数の目安を表にしました(表参照)。

フォト
家電の使用年数の目安(出所:全国家庭電気製品公正取引協議会「補修用性能部品表示対象品目と保有期間」、内閣府「消費動向調査 令和7年3月実施調査結果」などをもとに筆者作成)

 表の右側の「平均使用年数」は、内閣府の「消費動向調査」の中の「主要耐久消費財の買替え状況」から、平均使用年数のデータを抜粋したものです。10年を超えても使い続けている実態が見て取れます

 また、この調査では買い替えの理由も聞いており、それによると約7割が「故障」が理由で買い替えています

人気の洗濯機をチェック!

買い替え時期の判断基準は?

 電化製品は古くなると、安全面でのリスクが高まります。そのため故障を待つのではなく、計画的に買い替えを検討してみることが大切です。

 次のような状態になったら、買い替えを検討してみましょう。

フォト
家電は壊れる前に買い替えよう(出典:photo-ac.com)

10年以上使用している

 10年以上使っている家電は故障のリスクが高まるだけでなく、省エネ性能の差も大きくなります。エアコンや冷蔵庫など常に使用するものは電気代の節約効果も大きくなります。

異音がする・振動が大きくなった

 モーターを使う家電は、経年劣化で音や振動が大きくなることがあります。故障の前兆の可能性もあります。

電気代が高くなった

 古い家電は劣化によって、必要以上に電力を消費している場合があります。電気代が高く感じたら、省エネ性能の高い最新モデルに買い替えることで電気代を抑えられる可能性があります。

修理費用が高額になった

 古い家電は修理費用が高額になる傾向があります。修理するより買い替えた方が、トータルコストが抑えられる場合があります。

人気の冷蔵庫をチェック!

壊れる前に買い替えるのが合理的

 エアコンや冷蔵庫など、生活に欠かせない家電が突然使えなくなると、日常生活に大きな影響が出てしまいます。また、壊れてから慌てて購入すると、十分に検討できずに割高な買い物になってしまうこともあります。

 さらに、耐用年数を超えた家電を使い続けると、故障だけでなく事故につながる可能性もあります。家電を安全に使うためにも、不具合が起きる前に買い替えるのがベストです。

 最新の家電は、省エネ性能が向上しているだけでなく、機能や使いやすさも大きく進化しています。買い替えによって電気代の節約につながり、生活の快適さも高まるなら、家計にも暮らしにもプラスになるでしょう。

人気の洗濯機をチェック!

「冷蔵庫」最新ランキングも要チェック!

無料でお試し 音楽聴き放題!

Apple Gift Cardで、楽天ポイントがたまる・使える!

Google Play ギフトコードで、楽天ポイントがたまる・使える!

こちらの記事も要チェック!

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る