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ログ書式指定の際の注意

 ログフォーマットを指定する場合には次のような点に気をつけなければならない。「APACHELOGFORMAT」や「LOGFORMAT」といったオプションは「LOGFILE」,すなわちログファイルを指定する前に指定しなければならないという点だ。たとえば,

LOGFILE access_log

 と,「access_log」ファイルを指定している場合には,次のように「LOGFILE」の前に書式を指定しなければならない。

APACHELOGFORMAT (%h %l %u %t \"%r\" %>s %b)
LOGFILE access_log

 しかし,次のようにaccess_log定義の下に記述してしまった場合には,設定が有効にならないので注意が必要だ。

LOGFILE access_log
APACHELOGFORMAT (%h %l %u %t \"%r\" %>s %b)

リファレンス

 ここでは,一般的に利用頻度の高いと思われるコマンド一覧と,その設定内容および設定例を挙げよう。ここに挙げたもの以外にも多数の設定コマンドがあるので,興味のある人はAnalogのマニュアルを参照してほしい。

基本コマンド

コマンド 説明 設定例
HOSTNAME ホスト名 MyDomain
HOSTNAME ホストのURL http://www.mydomain.com
LOGFILE ログファイル access_log
OUTFILE レポート出力ファイル analog.html
LANGFILE 言語ファイル lang/jp.lng
DNS DNSとキャッシュファイルの扱い NONE / WRITE / READ / LOOKUP
DNSFILE DNS情報のキャッシュファイル dnsfile.txt
DNSLOCKFILE DNSFILEのためのロックファイル dnsfile.lck
DNSGOODHOURS キャッシュの有効期限(時間) 672
DNSBADHOURS 逆引き失敗の際の猶予期間(時間) 24
SEARCHENGINE サーチエンジンの検索の書式 http://*altavista.*/* q

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