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USBはLinuxでも実用的になりつつある

 連載第10回では,USBデバイスの扱い方について解説してきたが,いかがだったろうか。筆者自身,今まではあまりUSB機器を使う機会はなかったのだが,改めて手持ちのUSB機器を集め,使えるかどうかを確かめたことで,意外にもLinuxですんなりと動く機器が多く正直おどろいているところだ。

 USB機器は,WindowsやMacOSでのプラグ&プレイを宣伝にして利便性の高さをウリにしている。近年では,SCSIやパラレルポートに対応した周辺機器も続々とUSB対応し置き換わっている実情だ。そのため,これらの最新機器を利用するのであれば,LinuxでもUSBを利用することは必然的な流れだろう。

 このような意味からも,カーネル2.4が落ち着きつつある現在,Linuxを使うにあたってはそろそろUSBへの対応を考えてもよい時期だろう。今回説明したように,USBを使うにあたってはデバイス名が異なるだけであり,それ以外の点では他のインターフェイスを使った場合と何ら変わりはない。適切なデバイスドライバさえあれば,比較的簡単に利用できるのである。

 次回の連載11回目では,高速化する家庭からのインターネットアクセスを見据え,個人でもできるストリーミング配信について解説しよう。従来までは回線状況によって困難だったが,ADSLの普及によってある程度の品質を保った動画配信が実現できる時代となっているのだ。

[大澤文孝,ITmedia]

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