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Network device support

 この階層メニュー項目では,どのようなネットワークデバイスをサポートするのかを設定する(Fig.25)。

 まず最初に,先頭に表示されている[Network device support]の項目で,ネットワークデバイス全般を利用するかどうかを設定する。この項目を無効にしてしまうと,一切のネットワーク機能が使えなくなる。この項目は有効にしておこう。

 次にその下の項目で,どのようなネットワークデバイスを利用するのかを設定する。概ね標準のままでよいが,次の項目は動作環境によって設定しておく必要がある。

One Point!

[Code maturity level options](Fig.5を参照)を有効にすると,この[Network device support]階層メニュー内に[Kernel httpd acceleration (EXPERIMENTAL)]という項目が現われ,それを有効にすると,冒頭で説明したカーネルがもつWebサーバー機能が使えるようになる。

[Ethernet (10 or 100Mbit) --->]

 10Base-Tや100Base-TXなどのネットワークカードを搭載している場合には,この階層メニューを選択する。すると,カーネル2.4がサポートするネットワークカード一覧が表示される。中から使用しているネットワークカードのモデル名の項目を有効,またはモジュールとして組み込むよう設定する(Fig.26)。

[PPP (point-topoint protocol) support]

 カーネルがもつ標準のPPPドライバでダイアルアップ接続するのであれば,この項目を有効にしておく。

[PCMCIA network device support --->]

 PCカードタイプのネットワークカードを使うのであれば,この階層メニューを選択する必要がある。

 ここではカーネル2.4がサポートするPCカードタイプのネットワークカードの一覧が表示されるので,使っているネットワークカードのモデル名の項目を有効,またはモジュールとして組み込むように設定する(Fig.27)。


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