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カーネルファイルを正規のディレクトリにインストールする

 最後に,カーネルをインストールする作業が残っている。カーネルをインストールするには,make bzliloと入力すればよいのだが,これもモジュールと同じく現在のカーネルをどこかに保存しておいたほうがよいだろう。

 作成されたカーネルファイルは,/bootディレクトリのvmlinuzファイルとSystem.mapファイルである。そこで,次のようにして,現在のカーネル(カーネル2.2)のファイルを保存しておこう。

# cp /boot/vmlinuz /boot/vmlinuz.2.2
# cp /boot/System.map /boot/System.map.2.2

 このようにしておけば,万が一カーネル2.4へのアップデートに失敗したとしても,元に戻すことができるようになる。もとに戻すには,緊急用起動フロッピーディスクなどで起動し,cpコマンドなどを用いて,/boot/vmlinuz.2.2ファイルを/boot/vmlinuzファイルに,/boot/System.map.2.2ファイルを/boot/System.mapファイルに,それぞれコピーすればよい。

 さて,このようにバックアップしたならば,いよいよカーネル2.4をインストールする。次のようにmake bzliloと入力すればよい。

# make bzlilo

 これにより新しいカーネル(カーネル2.4)が/boot/vmlinuzと/boot/System.mapという2つのファイルとしてコピーされる。また前述したように,この際には同時にLinuxのブートローダーであるLILOも再インストールされる。


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