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2001年7月24日更新-
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セキュリティ:メール
第3回:「メール爆弾から身を守る」
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迷惑メールの中で,スパムメールよりもやっかいなのが「メール爆弾」だ。大容量かつ大量のメールはメールボックスをあふれさせ,受信すらできない状況に陥ってしまう。メール爆弾を防ぐための対策を考えてみよう。
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●ある日突然メール爆弾はやってくる

 普段はせいぜい10数通のメールしかこないのに,ある日メールを読もうと受信ボタンを押したら「2038通受信中」などというダイアログが出たらどう思われるだろうか?

 インターネット上にメールアドレスを公開するリスクについては,前回のスパムメール対策でも解説した。メールアドレスを収集して,ランダムに送りつけてくるスパムメールよりも厄介なのが,このような攻撃を目的とする「メール爆弾」だ。

 メール爆弾についてはご存じの方も多いかと思うが,ターゲットとなるユーザーのメールアドレスに向けて,大量のメール(無意味な内容)やデータ(巨大な容量)を送付する,悪意を持った攻撃を指している。

 「ハガキがポストの中に数千通送られた」というのはあまり現実的ではないので,分かりやすく解釈するには,無言のイタズラ電話に置き換えて考えるとよいだろう。毎日数千回にわたり,無言電話をかけられたらたまったものではない。メール爆弾も同様で,困らせたい相手に向け,無数のメールを送りつける行為だ。中にはターゲットのメールサーバをダウンさせることを目的に行われることもあるが,その大半は特定のユーザーを狙ったイタズラ半分の攻撃であることが多い。

 実際にメール爆弾の被害にあうことはないだろうと考えている方もいるかもしれない。しかし,掲示板やチャットなど,インターネット上のバーチャルコミュニケーションは,時として雲泥の論争(喧嘩)に発展することがあり,事前にメールアドレス公開していた場合,それを元に攻撃を受ける可能性は否定できない。

 単純なメール爆弾であれば,攻撃者の発信元を調べ,然るべき処置を行うことができるが,手口が巧妙だと発信元を探ることもできず,毎日のように大量のメール受信を強いられることもある。

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