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●SnortSnarfによるログのHTML化 |
Snortが不正な侵入や攻撃をルールセットと照らし合わせ、検知されたものをログとして記録するというのは前回紹介した通りだ。しかし、ログファイル(デフォルトでは「/var/log/snort」以下)を直接チェックするのは手間のかかる作業となる。そこで今回は、ログファイルを見やすい形でチェックできるように、Snortのログファイルを自動的に集計し、HTMLファイルとして保存する「SnortSnarf」について解説する。SnortSnarfを導入すれば、ブラウザから手軽に集計されたログを閲覧することができるようになる。
●事前準備−Perlモジュールのインストール |
SnortSnarfを利用するには、事前にPerlモジュールである「Time::JulianDay」をインストールしておく必要がある。SnortSnarfアーカイブを展開すると、「Time-modules」というディレクトリがあるので、そこからPerlモジュールをインストールするか、CPANから直接インストールするかの、どちらかを選択すればよいだろう。CPAN経由で初めてインストールする場合は、メールサーバでのウイルススキャン - Postfix編 - を参考にしてほしい。
・CPANからTime::JulianDayをインストールする場合
# perl -MCPAN -e shell
cpan shell -- CPAN exploration and modules installation (v1.59_54) cpan> install Time::JulianDay ←Time::JulianDayをインストール 〜省略〜 cpan> exit ←インストールが完了したらexitで終了させる |
・Time-modulesディレクトリからインストールする場合

※SnortSnarfを展開したディレクトリにて
$ cd Time-modules |
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