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Chapter 3:データストア層の構築
3.3.3 MSDEの起動と停止
MSDEをインストールすると(インストールの完了には,かなり長い時間がかかる),[スタート]メニューの[プログラム]に[MSDE]という項目が作成され,そのなかに[サービスマネージャ]というプログラムが登録される。このプログラムがMSDEで提供される唯一のユーザーインタフェースである。
[サービスマネージャ]を実行すると,Fig.3-25の画面が表示される。[サービスマネージャ]を操作することで,MSDEを起動させたり一時停止させたり停止させたりすることができる。
Fig.3-25 [サービスマネージャ]
MSDEをインストールしたコンピュータのタスクトレイには,MSDEの実行状況を示すアイコンが表示される(Fig.3-26)。
Fig.3-26 MSDEの状況を示すアイコン(左から4番目)
なお,MSDEはサービスとして稼動しているので,管理ツールの[サービス]やnetコマンドを利用しても起動させたり停止させたりすることができる(Fig.3-27)。MSDEのサービス名は,mssqlserverである。よって,たとえば,netコマンドでMSDEを停止させるには,次のようにする。
net stop mssqlserver
Fig.3-27 サービス
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