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Chapter 6:Dynamic DNS 〜DNSとDHCP〜

6.2 Dynamic DNS概説

 Dynamic DNSは,RFC2136で提唱されている仕様である。Windows 2000のDNSクライアント,DHCPサーバー,DNSサーバーは,このRFCに準拠して実装されている。

 Windows環境におけるDynamic DNSクライアントとしては,次の3種類が考えられる。

  静的なIPアドレスを割り当てられたWindows 2000クライアント
 静的なIPアドレスを割り当てられたクライアントのうち,本稿の執筆時点でDynamic DNSをサポートしているWindowsクライアントは,Windows 2000のみである。
 
  Windows 2000のDHCPサーバー
 DHCPサーバーはIPアドレスを動的に割り当てるサービスを提供するが,DNSサーバーから見ると,リソースレコードを更新するDynamic DNSクライアントであり,静的なIPアドレスを割り当てられた通常のWindows 2000クライアントと違いはない。Windows 2000のDHCPサーバーを使用する場合,サーバーとクライアントの組み合わせを工夫することによって,Dynamic DNSをサポートしていないオペレーティングシステムにも対応できるようになる。Windows 95やWindows 98,Windows NTなど,Dynamic DNSをサポートしていないオペレーティングシステムが動作しているクライアントを,DNSサーバーに動的に登録する場合は,この方法を用いる。
 
  DHCPサーバーを利用するWindows 2000クライアント
 DHCPを利用するWindows 2000クライアントを用いる場合で,DHCPサーバーのFQDNオプションが有効に構成されているときは,(1) DHCPサーバーにAレコードとPTRレコードの両方を更新させる,(2) 自分自身でAレコードを更新し,DHCPサーバーにPTRレコードを更新させる,のどちらかを選択することができる(詳しくは「6.4 DHCPとDynamic DNS」で述べる)。

 いずれの場合も,DNSサーバーから見ると,Dynamic DNSクライアントとして同等に扱われる。そのため,ここではまず,静的なIPアドレスを割り当てられているWindows 2000クライアントを例に,Dynamic DNSの基本的な動作について解説する。

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