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  COLUMN   クライアント接続マネージャ

 一般的に,ターミナルサーバーに接続するときは,ログオン名,パスワード,接続するターミナルサーバー名,接続回線などを選択しなければならない。クライアントからターミナルサーバーに接続するために[ターミナルサービスクライアント]を起動すると,Fig.6-14に示すような接続画面が表示される。接続画面には,接続するターミナルサーバー名,画面領域,データの圧縮,ビットマップキャッシュのデフォルトが表示されている。必要があれば,設定項目を適宜変更し,[接続]ボタンを押す。そのあと,ターミナルサーバーとの接続が確立すると,通常のWindows 2000のログオンダイアログボックスが表示される。

Fig.6-14 [ターミナルサービスクライアント]の接続情報
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Fig.6-15 ターミナルサーバーへのログオン画面(クリックで拡大可能)
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 これを簡略化するため,管理権限を有するユーザーは,サーバーへの接続情報をあらかじめ登録しておくことができる。接続情報は,[クライアント接続マネージャ]を利用して登録する。登録された接続情報は[クライアント接続マネージャ]にアイコンで表示されるので,ユーザーはそのアイコンをクリックするだけでターミナルサーバーに接続できるようになる。接続情報をファイルに保存し,ほかのクライアントに同じ設定を適用することもできる。接続情報をファイルに保存するには,[クライアント接続マネージャ]のメニューから[ファイル]−[エクスポート]と選択すればよい。このとき,クライアントに[ターミナルサービスクライアント]をインストールすることもできる。

Fig.6-16 作成されたアイコン
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