インターネットアプリケーション時代の企業ネットワーク再設計
ネットワーク設計事例

アプリケーションの展開状況の把握
業務システム
 よろずや株式会社では,勤怠管理アプリケーションを導入している。このアプリケーションはWebベース型として構築されており,社員全員が使用する。
 それ以外に,よろずや株式会社は,SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)を導入している。このアプリケーションはWebベース型として構築されており,東京本社の営業職の社員のみが使用する。
 
イントラネット
 よろずや株式会社では,社員への連絡事項などを記載する全社向けのホームページを公開している。
 
ファイル共有
 部署ごとにファイル共有を実施しており,社員全員がファイル共有を使用する。
 
電子メール
 Exchange Server 5.5が導入されている。社員全員がメールボックスを所持しており,クライアントソフトウェアとしてOutlook 2000を使用する。
インターネットの利用状況

 よろずや株式会社は,自社ドメインを取得してインターネットと接続し,自社のホームページを公開するとともに,社員全員にインターネットメールアドレスを与え,顧客との連絡などに利用させている。

 社員は,社内からインターネットのホームページを自由に閲覧することができる。ホームページの閲覧は,社員全員が実行可能であり,接続先などに特別な制限を設けていない。

 営業担当者は,携帯電話を使用してメールボックスの内容を確認できるようになっている。よろずや株式会社としては,メールボックスの頻繁な確認を義務付けている。

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