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インドオフショアでは意思伝達のリスク管理が必要インドオフショアの裏話(3)(3/3 ページ)

今回は、その中でもインドと日本の文化の違いからくる意思伝達におけるリスク管理の重要性について説明する。

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インド人エンジニアの日常

 本コラムでは、インドや日本で活躍するインド人エンジニアの日常などを紹介していきます。

名前:Nirmal Jain(ニーマル・ジャイン)さん

India international school in Japan 校長

・プロフィール

 30年以上日本で生活。日本でインターナショナルスクールの教師などを経て、2004年に東京都江戸川区森下にIndia international school in Japan(IISJ)を設立。

Q1. 生徒数は何名ですか? また何歳から何歳までの生徒がいますか?

 現在360名ほどです。年齢は3歳から16歳となります。

Q2. 教師は何名ですか?

 現在30名ほどです。

Q3. 設立の理由はなぜですか?

 依然は東京在住のインド人技術者は子供が生まれると、日本での母国語教育などができないことに不安を覚え、帰国したことが多かったのです。また東京のインターナショナルスクールは授業料が高価だったのです。そこで東京においてもインド教育、インド母国教育を実現したくて設立しました。

Q4. IT関係の仕事をしている家庭からの生徒が多いですか?

 70%以上はIT関係の仕事をしている家庭の生徒です。

Q5. インド人以外の生徒もいますか?

 日本、フィリピン、ネパール、バングラディッシュなどからの生徒が多少います。日本人生徒は10名程います。

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IISJのコンピュータルーム。コンピュータの授業時の様子

Q6. IT教育は必修ですか?

 必須です。

Q7. 教えている言語はなんですか?

 日本語、英語、ヒンディー語となります。ヒンディーと英語は毎日授業があります。

筆者プロフィール

向井 永浩(むかい ひさひろ)

ソフトブリッジソリューションズジャパン株式会社

ビジネスソリューションブループ オフショア開発コンサルタント

岐阜県中津川市生まれ。金沢大学卒業。2000年大学卒業後、大手国内メーカーにSEとして入社。2006年ソフトブリッジソリューションズジャパン株式会社入社。

現在インドオフショア開発に従事。1年のうち数カ月はオフショア拠点のインド・プネ市で過ごす。


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