150体以上のロボットを製作し、現在もロボット開発の第一線に立つIEEEフェローの広瀬茂男氏は「ヒト型がロボットの将来ではない」とイメージ先行の未来に警鐘を鳴らす。果たして日本に導入すべきロボットの姿とは一体どのようなものなのか。実際に工場に導入されている産業用ロボットの開発事例などを交えながら、今後のロボット開発の未来についてお話しいただく。
広瀬 茂男 氏
1976年東京工業大学大学院博士課程制御工学専攻修了、博士(工学)。東京工業大学機械宇宙システム専攻卓越教授、SMS創造開発センター長などを経て2013年4月より同学名誉教授、立命館大学客員教授、および株式会社ハイボットの取締役CTO就任。ヘビ型ロボット、歩行ロボット、惑星探査、地雷撤去ロボットなどの独創的なロボットを多数開発しているロボットの世界的権威。
モノづくりを大きく変えようとしているドイツの「インダストリー4.0」。IoT(モノのインターネット)を含むICTの力を現場でフル活用した新たなモノづくりの姿は、どのようなものになるのだろうか。
本講演では、このインダストリー4.0やIoT活用のカギを握る標準化で大きな力を発揮しているOPC協議会のキーマンに、インダストリー4.0が描くモノや実現へのステップなどを解説いただく。
ステファン・ホッペ(Stefan Hoppe) 氏
産業オートメーション分野でのデータ交換における標準規格を運用するOPC協議会のバイスプレジデントおよび、欧州代表を務める。ドイツのベッコフオートメーション所属。
日本でも発生!コンピュータウイルスに起因する生産ライン停止やリコール問題をいかにして防ぐか――。本ブースでは、被害事例、被害背景、具体的な対策方法などについてご紹介します。工場長・生産技術者必見!