電車の乗り換えを調べるときに便利なのが路線検索サービスだ。最短時間、最安運賃など、基本的な経路検索ならばどのサービスもクリアしているが、そのほかの検索方法や付加情報、関連情報まで踏み込むと物足りないサイトもある。たとえば、ほかのサイトが時刻指定検索ができる中、gooでは日付指定しかできないので、何時までにどこかへ着きたいとか、いま出発したら何時に着くかなどを調べるのには向いていない。
経路検索に経由地の指定ができたり、線区名で検索できるなど、よくできているのがLycos Japanだ。Yahoo! JAPANもポイントではLycos Japanに並び、定期代など欲しい情報によって使い分けるのがコツだ。また、時刻表や駅施設などの付加情報があるかどうかもチェックしておきたい。
総合力で選ぶならLycos Japanがよいだろう。経由地の指定や線区名からの検索などは、Lycos Japanでしか利用できない。ただし、終電検索ならインフォシークかYahoo! JAPAN、定期代を調べたいならYahoo! JAPANといったように求めている情報によってサイトを使い分けるというのも1つの手だ。
初めての場所に行くときに頼りになるのが地図情報だ。住所・駅名・郵便番号検索はどのサイトもできるが、それ以外はできるところが限られてくる。
検索方法を横並びにポイント化してみると、インフォシークとLycos Japanの一騎打ちだ。Lycos Japanは地図画面から「周辺検索」で近辺にある施設が探せる。Lycos Japanよりは充実度に欠けるもののインフォシークでも近隣情報の表示機能もある。また、インフォシークでは、地図の画面URLを携帯電話にもメールで送信することができるので、わざわざプリントアウトする手間は省ける。いずれもとても便利な機能なので、いろいろなシーンで活躍しそうだ。
どちらも高機能で甲乙付け難い。必要な情報に応じて使い分けよう。