3者それぞれ一長一短。目的に応じて使い分けたい

　地図サイトは、ユーザーの用途によって使い勝手が異なる。各サイトとも、基本的な機能は備えたうえで、それぞれ独自の機能を持っているので、自分に合ったサイトを上手に選びたい。状況に応じて、複数のサイトを使いこなすのもいい。

　たとえば都市部の地図で、いますぐいろんな機能を試したい！ という人なら、Mapionを選択するといいだろう。頻繁に利用するようになったら、ツールバーをインストールするとさらに便利。ただし、Mapionは、ほかの2サイトに比べて、地方の細かい地図が表示できないという弱点がある。

　首都圏や県庁所在地などの都市部に限らず、地方の街の地図をよく使う筆者は、Do-mapの詳細地図と、そこで使えるユニークな機能が便利だと感じた。携帯端末には対応していないが、地方での待ち合わせに使うなら、イチオシだ。ただし、住所入力検索の使い勝手や、総合的なタウン情報の充実度を重視するなら、MapFan Webに軍配が上がるだろう。

インターネット利用の○と×
	住所の一部を入力したり、クリックするだけで、目当ての地図が探せる。また、待ち合わせ場所を手軽に伝えられるのはネットならではの機能だろう。ここで紹介したサービスは、無料で利用できる。
	メモを書き込んだり、一気に多くの場所の地図を見たりする際の自由度は低い。モバイル端末を持っていない場合、持ち運ぶにはプリントアウトする必要がある。iモード版サイトは画面が小さく、見やすさに限界がある。

使わなきゃ損するお勧めウェッブサービス　8/11