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Yahoo! Internet Guide 2002年11月号 2002年11月19日(火)
ホットスポット+無線LAN

無線LANの規格
IEEE 802.11a
速度
★★★
普及度
セキュリティ
★★
アイトリプルイーハチマルニドットイレブンエーと読む。5.2GHz帯の周波数を利用して通信する。最大54Mbpsと高速なのがウリだが、現状は製品が少ない。また、消費電力が多いのでバッテリが早くなくなる欠点も。気象レーダーや地球探査衛星の電波と干渉するため屋内での利用しか認められていない。
IEEE 802.11b
速度
★★
普及度
★★★
セキュリティ
★★
2.4GHz帯の周波数を利用する。最大11Mbpsと一昔前の有線LAN並みで、ADSLやCATVのような現状のブロードバンド環境で利用するなら十分。ほとんどのホットスポットがこの規格に対応している。対応製品の種類が多く価格もこなれており、いま買うならこれがオススメ。
IEEE 802.1x
速度
ユーザー認証の方式を定めた規格なので未評価
普及度
セキュリティ
★★★
ユーザー認証の方法を定めた規格。規格自体は有線LANにも対応しているが、無線LANのセキュリティ目的での利用に期待が高まっている。ただし、通信の暗号化は行わないので、さらにセキュリティを高めるためにWEPのような暗号化の仕組みと組み合わせて利用する必要がある。

無線LANで使う周波数
 無線LANで利用する周波数は大きく分けて2.4GHz帯と5GHz帯の2つ。広く普及しているIEEE 802.11bは2.4GHz帯を使用する。この周波数の電波は水の分子を振動させ発熱させる効果があるので、電子レンジに利用されている。一方、5GHz帯の電波は直進性が強く遮蔽物に弱い。通信距離はともに最大100メートル程度となっている。
2.4GHz帯
正確には2.4G〜2.497GHzを利用する。この帯域は電子レンジ、医療機器、Bluetoothなど干渉やノイズの原因となる要素が多く、利用する場所によっては速度が出ないこともある。 図
5GHz帯
5.15G〜5.25GHzの周波数を利用する。2.4GHz帯に比べノイズ源が少ないため有望視されている。この秋から屋外でも利用可能な5.0GHz帯の周波数が認可される見通し。現在のIEEE 802.11a対応無線LAN製品で使用しているのは5.15G〜5.25GHz帯なので、新たに開放された5.0GHz帯を使うには5.0GHz対応の無線LAN製品が必要。 図

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