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今回は、前回トップだった「ASAHIネット」が2位に後退し、ニューフェイスの「CYBER STATION」が1位となった。「CYBER STATION」は、前回調査ではナローバンド部門で1位を獲得したものの、ブロードバンド部門では、利用者数が少なかったためランキング対象から除外されていた。今回は、除外の憂き目を見ずに堂々の1位獲得。利用者のコメントでは、「JRの指定券を予約できる」「複数のメールアドレスを持てる」「サポートがしっかりしている」といったものが多く、サービス内容の充実が評価されたようだ。 上位常連組の「ASAHIネット」と「DTI」は、フレッツ・ADSLとイー・アクセス両方の回線で、それぞれ10位以内にランクインしている。プロバイダとしての実力が高いことの証しであろう。 おもしろいのは、「@nifty」「BIGLOBE」「DION」が、異なるADSL回線において同じような順位にランクされている点。回線事業者に左右されることなく、プロバイダの実力がそのまま出ているとも受け取れるし、また、どの回線事業者を選んでも同じような満足度になると見ることもできる。 一方、「OCN」は、アッカ・ネットワークスの回線で12位、フレッツ・ADSLで25位という順位の開きが出ている。フレッツ・ADSLコースの方が1500円程度高いという料金の違いが出たものと思われるが、その点は「@nifty」や「BIGLOBE」も同じはず。ほかに原因があるのだろうか? いずれにしても「OCN」でADSLを利用する場合は、アッカ・ネットワークスの回線を選んだ方が賢明なようだ。
一方、この満足度ランキングを回線事業者という視点で見ると、フレッツ・ADSLが6位までを独占している。ただし、下位にもランクされているところを見ると、この結果はプロバイダの実力によるところが大きく、フレッツ・ADSLが突出して優秀というわけではなさそうだ。 今回の調査で最も利用者数の多かった「Yahoo! BB」(27ページ参照)が20位となっているのは残念。Yahoo! BBに関しては、褒める人もいれば不満を言う人もおり、賛否両論渦巻いてその評価は千差万別。くしくもその結果がここに表れたということだろう。
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