99年夏にスタートした内田有紀さんの公式ホームページは、ときによって毎週どころか毎日更新されるタイムリーさが魅力。本人自作の写真や文章も次々掲載されている。

「デジカメとノートパソコンをいつも持ち歩いて、撮ったり打ったりしてますね。ホームページ開設の前までは、コンピュータには縁がなかったんですが…。せっかく開設してもらえるなら自分でちゃんとかかわっていこうと思って始めたんです」 　自ら“楽書き”と称して打ち出す「Diary」では、空や星などについてふと思ったことなどが詩になってよく登場する。

　伝えたいことを表現して共感・共有し合えるインターネットは、彼女の想いにぴったりだったという。

「自分でやってみて、“インターネットって、人と人を結んでくれる道具なんだな”とよく解りました。操作も毎日使いだしたらすぐ慣れましたね」

　有紀さんというと“元気で活動的”というイメージがあるが、「そうですか？　確かにお休みのときとかは外に出るのが大好きですね。私自身の中にいろんな興味や活動、人とのコミュニケーションがあって、インターネットもその中の一つ。今年はマリンスポーツも本格的にやってみたいとか思ってますよ。仕事では、99年の『氷の世界』は作り込まれたキャラクターを演じるのが初めてでおもしろかったですし、これからは舞台にもチャレンジしてみたい。ドラマチックな生涯の女性とかも演じてみたいんです」

　のびやかなボディと手脚、きりっとした表情の中にまた新しい女っぽさが加わってきた彼女。これからの活躍もホームページも、楽しみに見ていきたい。

インタビュー/成川ゆかり