「Googleにわずかな差で勝ったぐらいのAlltheWebに気を取られてるんじゃねぇよ!」と言ってきそうなのが、台湾の検索エンジン「Openfind」だ。これは台湾の中正大学情報工学科の呉昇助教授を中心とするグループが開発した検索サイトで、なんと35億ページを検索対象にしているという。日本語の使用も可能。しかも使用しているペンティアムサーバが70台と少ない割に検索スピードがGoogleと同等以上である点でも注目されている。「PolyRank」という独自のランクシステムを導入している点や、検索結果に表示されたページへのプロクシ経由でのアクセスが可能である点も注目したいが、現在はベータテスト中。検索ワードによって精度にやや差があるのも事実だが、こちらも要注目の検索エンジンといえるだろう。
デフォルトでは中国語と英語がメインになっているが、実際には20種類以上の言語に対応している。右上の「Preference」をクリックすれば、言語や表示に関する設定が可能だ www.openfind.com
かつてコアユーザーに愛用されていた検索サイト「Kensaku.jp」のシステムを使用したAAA! CAFEが、さらなるリニューアルを重ねている。まず目に付くのがトップページに並んだディレクトリで、これはOpen Directoryのデータを使用したものだ。
そして検索結果の表示画面では、「過去の内容」という機能が追加された。これは検索結果に表示されたページの過去のデータを見られるよう、そのページに関するWayback Machineのデータへとリンクしているのだ。Googleのキャッシュ機能を意識したと思われる、なかなか面白い試みだ。
ただし、ほかの検索サイトに比べ検索結果の表示が遅いのが難点。さらなるパワーアップに期待したい。