書き換え型DVDとしてDVD-RW、書き込み専用DVDとしてDVD-Rに対応する。専用のメディアを使えばDVD-RWで2倍速、DVD-Rで4倍速でのデータ書き込みが可能。4倍速書き込みのDVD-Rを使えば、4.7Gバイトものデータを約15分程度で記録できるのは大きな魅力。付属ソフトが充実するパイオニアのDVR-A05-Jは実勢価格が3万円を切っておりお手ごろ。コストパフォーマンスを考えるならこの機種がイマイチオシできる。DVD-RWドライブで注意したいのが、DVD-Rへ2倍速の書き込みしかできない1世代前のモデル。パイオニアのDVR-A04-Jなど旧モデルのいくつかは店頭に格安品として残っている。このドライブで4倍速対応のDVD-Rメディアに書き込みをすると、ドライブ本体が壊れることがあるので要注意。メーカーのホームページから最新のファームウエアを入手すれば回避できるが、かなり面倒。これからDVD-RWドライブを買うならDVD-Rへの4倍速書き込みに対応した機種を選ぶのが賢明だ。
書き換え型DVDとしてDVD+RW、書き込み専用DVDとしてDVD+Rに対応する。DVD+RWへの記録速度は2.4倍速なので書き換え型DVDとしては最速。DVD+Rへの記録は2.4倍速の機種とアイ・オー・データ機器のDVR-ABN4Pのように、4倍速書き込みに対応する機種もある。DVD+Rへの4倍速記録は専用のメディアを使うことにより可能になる。DVD+RWは、DVD+RW VR方式での記録に対応する。このDVD+RW VR方式で作ったDVDビデオは、録画途中のDVDでもDVDプレイヤーで再生できる。DVD+RWドライブでオススメなのは、やはり4倍速DVD+R書き込みに対応しているDVR-ABN4Pだ。この機種は2万円台半ばという実勢価格でお値打ち度は高い。DVD-RWドライブのパイオニアDVR-A05-Jと同じくネトラン的にはイチオシに選びたい機種だ。