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ネットランナー 2003年11月号 2003年10月31日(金)
特集2 ベスト・オブ・常習者(ジャンキー)サイト

画面 活動漫画館のメインコンテンツは、GIFアニメを使ったアニメーション作品。活動漫画館ギャラリーのページには、膨大な作品が公開されている。どれもクオリティの高いものばかりで驚かされること間違いなし。継続的に作品を発表していることにも脱帽させられる

受賞のコメント
突然のうれしいお知らせにビックリしています。活動漫画館ではモノクロGIFアニメを制作・上映しています。早いもので、サイトを設置してから3年半にもなりますが、賞を貰ったのは初めてです。アニメーションは仕事が終わった後に、テレビを見ながらのんびり作っているのですが、そろそろGIFをやめて、カラー作品にも挑戦してみようかなあーなどと思っています(とか言って、なかなか行動に移せないでいるのですが)。あと、パロディネタも卒業して、ネット以外の場所でも使えるように、オリジナルキャラ中心で制作したいですね。シャアやザクは掲載不可といわれることが多いもんで……。

審査員評価
TECH

★★★★★
 GIFアニメっていったら広告バナーとかちょっとしたサイトのアイコン、単発アニメなんかに使われていたものだけど、それを覆してGIFアニメの既成概念を打ち破ったのが「活動漫画館」でしょう。

 最新作まで総フレーム数約9000にも及ぶ長編GIFアニメ「機動戦士のんちゃん」は必見です。「画面が切り替わる」だけのパラパラアニメから「キャラクターが演技する」というところまで、GIFアニメの世界を一気に変化させたと思います。

 愛と勇気をテーマに主人公の「のんちゃん」が現代社会の歪みと戦う感動巨編。ストーリーはインターネットでよく遭遇するチャット荒らし(今ではBBS荒らしかな?)が題材になっているのでついついニヤリ。さらに所々に登場するどこかで見たことがあるようなキャラクターたちにもニヤリ。元ネタが分からないと悲しいけど、100%楽しむためには勉強しなきゃ。

 また、活動漫画館ではこういったサイトには珍しく「許ス無断使用・転載」とされているため、多くのファンによって音楽や声が追加され、また違ったのんちゃんを楽しむことができます。

エアロプレイン

★★★★☆
 今でこそフラッシュアニメが全盛になっているが、一昔前はいわゆる「パラパラマンガ的」なGIFアニメがその座を占めていました。そんなGIFアニメ制作サイトの中でも強烈な個性とクオリティを示しているのが、この活動漫画館です。

 多くの人が活動漫画館を知るきっかけになった作品は、おそらく「機動戦士のんちゃん」ではないでしょうか。当時のネタ「エヴァンゲリオン」や往年のネタを巧みに取り入れたばかりか、当時としては驚くほどのクオリティ(つまりはコマ数)、的確なコマ割など、多くのことに衝撃を受けたものです。

 自分にとってこの作品は「GIFアニメ=一発ネタ」的なイメージを一気に「GIFアニメ=完成された作品」までに引き上げてくれた貴重な作品でもあります。作品を見たときに、まるで映画を見ているかのような錯覚を受けたと言っては言いすぎでしょうか。

 さて、ほとんど昔話をしてしまったが「じゃあ今はどうよ?」ってことになると、やっぱり今でもクオリティは格段に高いです。フラッシュアニメ全盛期だからこそ、知らない人に今一度見てもらいたいです。

J-o

★★★★☆
 え〜、ごめんなさい!! そもそもネットで公開されているアニメやフラッシュってよっぽどのことがないとノーチェックだったんですが、のんちゃん最新作「Go! Go! アイスキャンディ」は、徹夜明けのボケた頭が一発で目覚めるほどのビビっちゃうようなクオリティでした。原稿終わったら過去作品チェックです!!

 各アニメ・フラッシュ系サイトを回って思ったのが、「みんなキチンと動いているなあ」ということ。そりゃあアニメなんだから動いているのが当然なんですが、ここ数年の商業アニメ制作現場は、「イラスト」を描きたい人はたくさんいるけど、「絵を動かしたい人」は圧倒的に少ないという状況が何年も続いているそうです(だから、1枚の止め絵イラストだと萌え〜な女の子なのに、アニメにしてみると破綻する例がたびたび)。

 しかし、こういったオンラインアニメやフラッシュ文化によって「動かす快感」の虜になったクリエーターが生まれ、「ただキレイで萌える絵を描くだけじゃなく、その絵を動かしてみたい!!」という欲求を持った人がたくさん現れてくれれば、そういった状況にも変化が訪れるのかもしれません。


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