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» 2006年12月04日 00時00分 公開

こだわりのユーザーが選ぶフルHD DLPプロジェクター――マランツ「VP-11S1」

民生向け初のフルHD対応DLP機として衝撃デビューした「VP-11S1」。マランツの映像ノウハウを結集して作られたこの製品は、こだわりのユーザーが納得する映像美を創り出している。

[PR/ITmedia]
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 コンシューマー向けDLPプロジェクターとしては初のフルHD対応製品として、今年4月に発表されたマランツ「VP-11S1」は、そのリリーススピードで業界に大きな衝撃を与えたとともに、今年後半のフルHD DLPプロジェクターブームの火付け役となったといっても過言ではない。

 DLP機では定評あるマランツの映像ノウハウを結集して作られたこのVP-11S1は、こだわりのユーザーが納得する映像美を創り出している。

photo フルHD DLPプロジェクター「VP-11S1」

 VP-11S1には、画素数が従来(720pパネル:約92万画素)の2倍以上となるTexas Instruments(TI)のDC3技術を搭載した1080pパネル(約207万画素)フルHD DLPチップを採用。パネルドライバーには、同じくTI製「DDP3021」を2個並列に使用することで数の増加したミラーの正確な制御とガンマ処理の12ビット化を実現している。従来は10ビット処理だったガンマ処理が12ビット化されたことで従来比4倍の階調表現が可能になり、フルHD化とあわせて非常に高精細な表現が可能となっている。

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 筐体は従来モデル(VP-12S4/VP-13S1)の流れをくむもので、突き出した高性能レンズが特徴的なマランツならではのデザインを踏襲している。「従来モデルの開発時点からフルHD機を視野に入れた筐体/レンズ設計が施されており、特にVP-12S4の中焦点レンズは、実は0.95インチのフルHDチップと組み合わせた時に短焦点になるように設計されていた」(同社)

 つまり、熟成が必要なレンズを先に開発していたことで、TIのフルHDパネルリリース後すぐに製品を市場に投入できたというわけだ。筐体もフルHDをもともと視野に入れた設計だったため、共通化することによって開発スピードを短縮することができ、さらに(設置アクセサリーが共用できるため)従来モデルユーザーからのスムーズな買い替えも促している。

 もちろん、従来モデルで好評のアルミダイキャストシャーシを引き続き採用。輻射ノイズ・外来ノイズ対策とともに、映像に悪影響を与える光漏れも完全防止。また、放熱に有利な前面吸気・前面排気構造を採用することで、長期の安定した使用を実現している。

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 映像回路のコアとなるビデオプロセッサーには、ジェナム社製の最新チップ「GF9351」を搭載。マランツは、スケーリング性能や表現力に優れたチップ開発で定評のあるジェナム社と2002年という早期からコンタクトをとって開発協力を行っており、今回も、表現力が大幅に向上したフルHDパネルを最大限に活用できる高精度な映像処理を実現している。

 さらにフルHDパネルに合わせて、投影系レンズ内に搭載した電動切り替え式アイリスの絞り値をF6.0(コントラストを重視したモード)とF3.0(明るさを重視したモード)に設定。F6.0では6500:1というネイティブコントラスト値を実現しており、同画面内に暗部と明部が混在するような場合でも常に高いコントラスト感が得られるという。

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 新開発NDフィルター搭載6倍速7セグメントカラーホイールは、直径98ミリという大口径タイプを採用。大きなホイールを6倍速(10800rpm)という高速で回転させるために、流体軸受けモーターを新採用するなどこだわりのパーツが使用されている。赤×2/緑×2/青×2に緑+NDフィルターという7セグメントは、緑に対する感度が極めて高いという人間の目の特性をふまえた構成で、ハイビジョン映像にふさわしい多彩な色表現を可能にしている。

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 デジタルインタフェースはHDMI入力端子を2系統搭載。アナログインタフェースもY/Cb/Crコンポーネント入力端子2系統をはじめ、ビデオ入力2系統(RCA×1/S端子×1)、RGB入力1系統(D-sub15ピン×1)など豊富なソース機器の接続に対応している。

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 マランツはVP-12シリーズ1号機からTI社供給のフォーマッターボードを使わずに、自社技術でボード開発までするといった高い技術力を誇る。この“こだわりの製品作り”を支えるバックボーンには、通信機や携帯電話(OEM)で築いてきたビルトアップ基板など高密度積層基板技術が生かされている。

 VP-11S1の映像はソース信号に素直で、原画に忠実というところを追求している。まさに、ハイエンドオーディオ的な作り方といえるだろう。さらに、三管式プロジェクターを長年愛用してきたこだわりのユーザーには、DLPの持つ長寿命性、そして黒へのこだわりという特徴が非常に受け入れられている。

 “こだわりのプロジェクター”を求めるなら、一考の価値がある製品といえるだろう。

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