2本目のレンズは何にする?――ペンタックス「K100D」と交換レンズ(4/4 ページ)

» 2007年03月05日 10時00分 公開
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ペンタックス、実売7万円台の手ブレ補正付きデジ一眼「PENTAX K100D」

ペンタックスは、ボディ内に手ブレ補正機能を搭載したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K100D」を7月下旬に発売する。ボディのみの店頭予想価格は7万5000円前後。


手ブレ補正対応のお買い得デジ一眼――ペンタックス「K100D」

独自のボディ内手ブレ補正を搭載したデジタル一眼レフ機ペンタックス「K100D」を使ってみた。従来サイズをほぼ維持した小型軽量ボディは、薄型レンズとの相性もよく、手軽なスナップ用途にうってつけだ。


磁力でCCDを動かす手ブレ補正――「K100D」の開発者に聞く

ペンタックス「K100D」は、同社としては初めて手ブレ補正に対応したデジタル一眼レフ機だ。補正はどんな仕組みか、なぜ610万画素CCDなのか、絵作りの狙いは何か。企画担当者に話を聞いた。


風景にもポートレートにも活躍――中望遠単焦点レンズ

 中望遠レンズ「DA 70mm F2.4 Limited」は、同じく薄型軽量の単焦点リミテッドレンズだ。35ミリ判換算の画角は107ミリ相当となり、人物ポートレートにうってつけ。開放F値はズームレンズよりも明るいF2.4を実現しているので、背景をぼかしてメインの被写体だけを際立たせたり、薄暗い夕方や室内でもストロボを使わずに自然な雰囲気で撮影したりできる。

photo 中望遠単焦点のリミテッドレンズ「DA 70mm F2.4 Limited」。人間の目の視野に近い画角を持ち、歪みや誇張のない自然な雰囲気で写せる

 高級感のあるアルミニウム外装や、凝ったデザインのフードやキャップが付属する点は「DA 21mm F3.2 AL Limited」と同様である。この2本を持ち、引きで撮る場合は21ミリ、アップで撮る場合は70ミリと使い分けるのもいいだろう。さらに今回は紹介していないが、その中間となる標準レンズ「DA 40mm F2.8 Limited」を揃えると、薄型のレンズ3本で広角、標準、中望遠のすべてカバーできることになる。

photo 「DA 70mm F2.4 Limited」の重量は130グラム。レンズ前面には、汚れに強いSPコーティングが施されている

 こうした単焦点レンズは、いくら画質がよくても、ズームができないから不便と感じる人がいるかもしれない。だが、気楽にズームできない制約があるからこそ、構図に対して意識的になれる。昔からよくいわれるように、ズームに頼らず撮影者自身が前後に移動して構図を探すことが、結果的には写真の腕の上達につながるのだ。といっても、それほど難しく考えずふつうに使うだけで自然と撮る楽しみを味わえるはずだ。

photo 「DA 70mm F2.4 Limited」で撮影。メリハリ感のある描写となり、金色が鮮やかに表現された。ISO感度800を選んだがノイズは目立たない
photo 部分を切り取る感覚で、風景などを撮影できる。歪みや色ずれはほとんどなく、隅々までシャープに解像できている


 以上の5本の交換レンズは、すべて「DAレンズ」と呼ぶデジタル専用設計レンズだ。撮像素子の特性に合わせて、コーティングや各レンズの曲率、配置などが最適化され、デジタルで生じやすいゴーストやフレアの発生が最小限に抑えられている。

 また鏡胴に絞りリングがないシンプルな構造であり、フィルム用のレンズに比べて小型軽量であることも特徴だ。5本の合計重量は1070グラムで、カメラ本体やバッテリー、メモリーカードなどを含めても2キログラム以下に収まる。小型のカメラバッグに収納し、気軽に持ち運べる。魚眼から望遠までを揃え、なおかつ手ブレ補正に対応して、これほど小型軽量にまとめられるのはペンタックスのシステムならではといっていい。

photo 比較的リーズナブルな価格で、画質と機能、携帯性、デザインに妥協することなく完璧なシステムを築ける。長く使えるセットであり、デジタル一眼レフ機の醍醐味を十二分に満喫できる

新製品ニュース 〜 高性能レンズ「DA★(スター)」レンズ新登場 〜

 デジタル一眼レフカメラ専用設計レンズの新シリーズ「smc PENTAX-DA★(スター)」シリーズが2月22日に発表された。第1弾はズームレンズ2機種「smc PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM」「smc PENTAX-DA★50-135mm F2.8ED [IF]SDM」だ。

「smc PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM」
35ミリ判換算で24.5〜76.5ミリ相当の焦点距離が得られる、超広角域から中望遠域をカバーする3.1倍ズーム。

photophoto 「smc PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM」。右はK10Dに装着したスタイル

「smc PENTAX-DA★50-135mm F2.8ED [IF]SDM」
35ミリ判換算で76.5〜207ミリ相当の焦点距離が得られる2.7倍の望遠ズームレンズ。

photo 「smc PENTAX-DA★50-135mm F2.8ED [IF]SDM」

 レンズ内に搭載した超音波モーターによって静かで滑らかなオートフォーカスを実現する「SDM」機構を搭載。各部にシーリングを施した「防塵・防滴仕様」を採用。オートフォーカスによる合焦後、切り替え操作無しにマニュアルでのピント合わせが可能な「Quick-Shift Focus System(クイックシフト・フォーカス・システム)」を備えている。

 そのほか、汚れに強い「SP(Super Protect)コーティング」を施したほか、デジタル専用設計によって小型軽量な本体サイズを実現している。


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提供:ペンタックス株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日