ギガバイトクラスのSD/SDHCカードが安価になり、コンパクトデジカメの使い方が変わってきた。残容量を気にすることなく、高画質データを数多く撮影でき、そのまま消去せずにカードに残しておける。これからのコンデジは、大容量カード入れっぱなしの時代だ。
SDメモリーカードの大容量化と低価格が進み、今や4GバイトのSDメモリーカードが手頃な価格で買えるようになった。信頼性とスピードに定評のあるサンディスクも例外ではない。高速タイプの「Ultra II」のSDHCメモリーカードも1万円を切る価格で販売されている。
これから夏の行楽シーズンに向け、デジカメ持参で出かける機会も増えてくるだろう。その際、デジカメのメモリースロットにぜひ入れておいてもらいたいのが、大容量4Gバイトのメモリーなのだ。
大容量カードが手軽になったことは、デジカメユーザーにはうれしい限り。例えば800万画素のコンパクトデジカメに4Gバイトカードを使った場合、最高画質では1000枚以上、画質設定を1段下げれば2000枚近くも撮れることになる。残り容量のことを一切気にせず、撮ることだけに専念できる。旅行や出張の際にも、予備カードやバックアップ用のパソコンを持つ必要はないだろう。
そんなに多くの枚数は撮らない私には大容量カードは不要、と感じる人がいるかもしれない。だが、大容量カードのメリットは、単に枚数がたくさん撮れることだけではない。大容量カードがあれば、これまでは考えられなかった新しいコンパクトデジカメの使い方が広がるはず。
そのひとつは、フォトビューワとしての活用だ。最近のコンパクトデジカメは、大画面で高精細な液晶モニタを搭載し、「写真を見る」ことにこだわった製品が増えている。また、BGM付きのスライドショー再生や、撮影画像のフォルダ分類、液晶上でより美しく表示するモードなど「写真を見せる」機能も充実している。
だからこそ、撮った写真をパソコンに転送・印刷した後もカードから消去せず、お気に入りの写真をそのまま大容量カードに撮りためておくことをオススメしたい。子どもやペットの写真を携帯電話に保存している人はよく見かけるが、それと同じような使い方が、より高画質で大画面のコンパクトデジカメでできるのだ。
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提供:サンディスク株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年7月9日