サイバーグッズに囲まれて、ベンチマーク気分で体調管理(3/3 ページ)

» 2008年03月06日 10時00分 公開
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ネットワーク管理にはローカル管理にはないメリットがある

 データ送信を行う「ライフキャリアアダプタ」は、AC電源、または、単3乾電池×4本での駆動が可能。電源コネクタの横には、携帯電話との接続用にシリアル端子とUSB端子を装備している。セット内容には4タイプの接続ケーブルも含まれ、手持ちの携帯電話に適したものを使用すればいい。また、CFカードスロットも搭載しているため、ソフトバンクコネクタカード(C01SI)も使用できる。

photo ライフキャリアアダプタの左側面には測定器との接続用端子2基、右側面にはAC電源端子のほか、携帯電話との接続用にシリアル端子とUSB端子、さらにはCFカードスロットを装備

 反対側の側面には測定機器との接続用に、USB端子と丸型端子が用意されているが、今回使用した健康医療機器は、すべてUSB端子経由でデータ転送を行うタイプだ。血圧計は本体に直接ケーブルを差し込んでUSB接続が可能で、血糖測定器は赤外線アダプタ経由でデータ通信を行う。また、体重体組成計は、専用歩数計(セットに付属)との非接触密着型通信に対応しており、歩数計側にUSBミニ端子が装備されている。

 データ送信にも面倒な手順などは必要なく、いずれかの測定機器と携帯電話をライフキャリアアダプタへ接続してから起動し、アダプタ上の「送信」ボタンを押せば、あとはすべて自動的に行ってくれる。送信したデータは「ライフキャリア」サイトの会員ページに即座に反映され、測定した血圧・血糖・体組成の状態を個別のグラフで確認したり、複合グラフで一覧表示できるようになる。

photo データを送信する際には、ライフキャリアアダプタへ測定器および携帯電話をケーブル接続し、アダプタ上の「送信」ボタンを長押しして起動。その後、再度「送信」を押せばデータ通信が開始される

 PCでの健康管理といえば、専用ソフトウェアを利用して“ローカル”で完結させることも可能だ。しかし今回、サーバサイドにデータを蓄積してくれるネットワーク管理を利用してみると、そのメリットが明確に感じられた。どこからでも気軽にデータを入力(送信)可能なことももちろんだが、Webブラウザさえ使えれば、いつでもどこでも過去からの測定データを閲覧できるという点が大きい。

photophoto 血圧(左)と血糖(右)の測定グラフ

 自分の健康や体力を測定したデータというものは、一時的な診断結果として突然突きつけられた場合は、良くても悪くても「ああ、そうなのか」と受け止めるしかない。しかし、継続的なデータの測定、さらにはその視覚化(表やグラフなど)はある種の“希望”につながるものだ。悪ければ身近な生活改善を少しずつ試みるだろうし、数日後にその結果が良いものとして目に見えて表れれば“継続”への原動力となる。

photo 継続測定すれば、このような血糖値の変化も分かってくる

 また、「ライフキャリア」のベーシックパックに加入していれば、1カ月の測定成績とアドバイスを提示するメール送信サービスや、専門家による健康相談サービス(メールおよび電話で24時間365日受付)まで受けられる。

 こうしたサービスは40歳以上の健康に不安を感じる人だけに必要なわけではない。老若問わず、長生きしたいかと問われれば、斜に構えて「別に」と答えるかもしれない(本当はしたいに決まっているのだが)。しかし、「生きているうちはずっと健康でいたいか」と言い換えれば、誰しも素直にうなずくに違いない。

 健康にはまったく問題のなさそうな人、若い人こそ、いまの良好な状態をずっと保てるよう、継続した健康管理の記録を実施すべきだろう。そして、その記録を生活パターンや食事バランスにフィードバックさせ、自分の身体に配慮しつづけることが重要なのである。

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提供:ソフトバンク リブラ株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年3月31日