ありそうでなかったTVサイドの“デッキスタイル”iPodスピーカー「MXSP-3000」

日立マクセル「MXSP-3000」は、デスクトップからテレビ脇のAVラックまで置き場所を選ばない“デッキスタイル”iPodスピーカー。本格的な2.1chシステムでiPodからテレビまで、さまざまな音源をグレードアップしてくれる。

» 2009年08月03日 10時00分 公開
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 iPodはデジタルオーディオプレーヤーとしてすっかり定着しており、毎日手放せないという人も多いだろう。ただ、通勤通学時は携帯するとして、帰宅時はどうしているだろうか。大容量化の進んだiPodだけに、携帯用としてだけではなく、自宅のオーディオライブラリーとして活用したいというニーズも多く、現在では多くのiPodスピーカーが各社より登場している。

 大型ドライバユニットを搭載して音質の向上を狙ったものから、乾電池あるいは電源レスでの駆動に対応するなどして気軽さを狙うものまで、さまざまな製品が登場しているが、多くの製品には共通する“弱点”がある。それは「iPodを組み合わせている状態を前提として機能と外見がデザインされている」ことだ。

 iPodスピーカーというジャンルの製品である以上、仕方がないともいえるが、アンプやスピーカーを備えたオーディオ機器ながら、iPodを差し込まなければなんら機能しないというは少々もったいない。また、iPodを差し込むまでDock端子がむきだしというのも、見た目に美しくない。

 日立マクセルの「MXSP-3000」は本格的なサブウーファーを搭載した2.1チャンネルのiPodスピーカーながら、iPodを装着しない状態でもデザインを損なわずにサウンドを楽しめる“ありそうでなかった”製品だ。

photo 日立マクセル「MXSP-3000」

 MXSP-3000を初めて見ると、驚く人がいるかもしれない。中央のDock部分が折りたたみ式になっており、iPodスピーカーとして利用しない際には、非常にスッキリとした――美しいたたずまいとも表現できる――フォルムとなる。

photophoto iPodを装着した状態(写真=左)、非装着時には非常にスッキリしたフォルムとなる(写真=右)

 そのサウンドについては後述するとして、幅430ミリとAVラックにもすっぽりと収まる“デッキサイズ”のボディには外部入力端子も備えており、薄型テレビやデジタルレコーダーと接続することで、迫力ある重低音を楽しめる外付けの2.1チャンネルスピーカーシステムとしても機能する。

 この“デッキサイズ”、iPodスピーカーとしては、実のところありそうでなかったサイズといえる。これまでiPodスピーカーといえばデスク上で邪魔にならない小型のものか、反対にオーディオシステムとして存在感を放つ大型のものが多く、MXSP-3000のようにテレビ脇にすんなりとおさまるサイズのものは少なかった。高さも90ミリと抑えられており、デジタルレコーダーと並べて設置しても非常に収まりがよい。

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 スピーカーユニットはメインとして50ミリコーン型を2基、サブウーファーとして100ミリコーン型を1基搭載し、それぞれを5ワット×2と10ワット×1のデジタルアンプで駆動する。外装はメタルフレームも含めて落ち着いた色調のブラックで統一されており、AV製品としての重厚感を醸し出している。キャビネットは肉厚のMDFで構成されているほか、足元にはよけいな振動を抑制するインシュレーターを配しており、音質へも万全の配慮が施されている。

 外部入力端子も備えるスピーカーシステムだが、フロントパネルはシンプルにまとめられている。左右に50ミリコーン型ドライバ、中央に折りたたみ式のDock、Dock部の左にはiPod装着時のコントロールボタン、その右にはボリュームダイヤルを備える。ボリュームダイヤルには適度な径があり、微妙な音量コントロールも容易だ。このボリュームダイヤルには押し込むことでフロントパネルと一体になるギミックも採用されており、こうした部分からも、MXSP-3000のたたずまいの美しさを感じることができる。

photophoto 左右非対称のデザインが美しい(写真=左)、背面にはRCAのオーディオ/ビデオ出力のほか、3.5ミリステレオミニ入力端子を含めた入力端子2系統が用意されている(写真=右)

 中央のDock部を引き出し、iPodをのせるとiPodスピーカーとして機能する。対応するiPodは第4世代iPod以降のDockコネクタを備えたiPodで、iPod nanoやiPod touchにも対応する。もちろん、UniversalDockも利用可能だ。残念ながらiPhoneには対応しないが、3.5ミリステレオミニ入力端子も備えており、iPod shuffleなどを接続することも可能だ。

 そのサウンドだが、ウーファーによる低音のプラスが非常に効果的であり、ソースを選ばす、快適なリスニングタイムを提供してくれる。2.1チャンネルオーディオシステムのなかには低音の響きを重視するがあまり、ややもすると低音多加になる製品も散見されるが、MXSP-3000は極めて上品に低音を付加してくれる。特に恩恵を強く感じるのは女性ボーカルのジャズやボサノバで、全体のバランスを保ったままウッドベースやギターの低音弦から発せられる低音がウーファーによって、上手に乗ってくる。

photophoto 不要な振動を抑制するインシュレーター(写真=左)、裏返すと100ミリ径のウーファーが見える(写真=右)

 テレビあるいはデジタルレコーダーのスピーカーとして利用する際には、番組や映像によってややおとなしめの印象も受けるが、その際には「SURROUND」ボタンの活用をお勧めしたい。全体的な音のバランスはそのままに厚みが加わるので、アクションやサスペンス映画などに適度なスパイスとして効いてくれる。もちろん、音楽を楽しむ際にアクセントとして有効に機能するので、ソースやそのときの気分でオン/オフを使い分けたい。

 大画面液晶を備えたiPod touchを利用しているひとには、iTunesStoreなどで入手したミュージックビデオなどの映像をiPodで楽しんでいるひとも多いと思われるが、そうしたひとはぜひMXSP-3000を組み合わせて欲しい。MXSP-3000の背面にはビデオ出力端子が用意されており、気軽にiPodへ保存された映像をテレビへ映し出すことができるからだ。

 映像を楽しもうと考えたとき、テレビ脇にジャストフィットするMXSP-3000の“デッキサイズ”が生きてくる。ビデオ出力端子を備えたiPodスピーカーはこれまでにも多く登場しているが、そのサイズから普段の設置場所はPCのそばであったり、ベッドサイドであったりした。MXSP-3000はテレビラックなどに置いてもなんら違和感のないサイズとデザインであり、いつでも気軽にiPodの映像をテレビで鑑賞できる。

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 付属リモコンではMXSP-3000の電源や音量調整、iPodの再生や停止、音量調整といった基本操作に加えて、iPodのメニュー画面操作、入力の切り替えまでも行える。リモコンをテレビのリモコンとあわせておいておけば、あたかもテレビのチャンネルを切り替えるようにiPodを操作することができ、その音楽や映像を楽しめる。このシームレスな感覚はこれまでのiPodスピーカーにはなかったものだ。


 音楽を愛する人にとって、もはや手放せないアイテムとなったiPod。それだけに日々の通勤通学のみならず、自宅でも活用したい。そうした発想から数多くのiPodスピーカーが世に送り出されている訳だが、ある程度のサウンドクオリティを得るためには、あまりにコンパクトなものは選びたくない。オーディオとは大げさに言えば空間制御であり、小さすぎるボディにそれを望むのは酷だからだ。しかし、それなりのクオリティを得られる製品はサイズも大きくなってしまう。コンパクトなiPodに大柄なスピーカーシステムを組み合わせたくないという人も多いだろう。

 そのジレンマを解消したのが、“デッキサイズ”のMXSP-3000だ。デスクサイドはもちろんAVラックにラクラクと収まるサイズであり、iPodを組み合わせれば迫力あるサウンドでiPodスピーカーシステムとして機能し、取り外しても、テレビやレコーダーを迫力あるサウンドで楽しめる。また、iTunesStoreやYouTubeを見ても分かるよう、iPod向けの映像も日々充実の一途だ。テレビの近くに置きやすいMXSP-3000は、iPodの活躍するフィールドを広げてくれる。

 「iPodのサウンドを室内でもスピーカーで楽しみたい」「テレビのサウンドにもう少しの迫力が欲しい」「iPodの動画をもっと迫力ある映像と音声で楽しみたい」、MXSP-3000はそうした3つのデマンドに答えるアイテムだ。

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提供:日立マクセル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年9月3日