画質と省エネの絶妙なバランス、“LED AQUOS”Sシリーズを試す(2/2 ページ)

» 2010年02月24日 10時00分 公開
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 「常連番組」は、過去の視聴履歴をもとに、普段見ている番組や同じジャンルの番組(ユーザーが好みそうな番組)をテレビが自動的にリストアップして、手間なく視聴できるというものだ。

「常連番組」の便利な機能を動画でチェック!

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 番組表を表示してリモコンの「常連番組」ボタンを押せば、画面左端に常連番組が時系列に並ぶ。ラジオ・テレビ欄形式の番組表に並べられた常連番組は、ユーザーの好みを反映した、“自分専用放送局”のよう。またテレビを視聴しているときにリモコンの「常連番組」ボタンを押すと、リストアップした“いつもの番組”もしくは“好みそうな番組”に切り替わる。まさにかゆいところに手が届く便利機能。ここまでインテリジェンスな自動機能があれば、テレビを操作する手間は圧倒的に減るはずだ。

photo 電子番組表の左端に常連番組が表示される。まるで自分専用の放送局ができたようだ

 また、電源を入れた時に、この常連番組に自動で切り替わる機能もある。例えば、前夜にどのチャンネルで電源をオフにしても、朝になって電源を入れると自動的に“いつもの番組”を表示してくれるのだ。

 いっぽうで、シャープ独自のリンク機能、「AQUOSファミリンク」も“バージョンII”に進化。レコーダーの操作部が画面に映し出されるようになり、直感的で手軽な操作を行うことができるようになった。

 さらに、いまどきのテレビらしくインターネットの閲覧や、Yahoo!ビデオの視聴も可能となっている。「アクトビラ」「ひかりテレビ」などに加え、テレビ画面上で新聞紙面を閲覧できる「毎日新聞×DoTV」といった独自コンテンツも用意されており、テレビとして以外の活用も大いに楽しめそうだ。

 さて、実際の映像はいかがなものだろう。

 今回は試作機を試聴したが、かなりのクオリティーの高さを体感することができた。比較用に隣に並べてられた既存モデル(GX5ライン)とは、まるで別物であるかのように映像表現力が違う。LED AQUOS Sシリーズは赤も青もピュアな色合い。階調にも余裕があるため、色のりが良く、深みも感じられる。

 さらに違いを感じるのが黒浮きに関する部分。並べてみると、いままでの液晶パネルがいかに黒が“光って”いたのかが実感できる。いや、Sシリーズの黒の締まりが優秀というべきだろう。液晶パネルの既存イメージを一新させるくらい、黒の沈み込みに関しては秀逸だ。

 試聴機は調整中だったのだが、最暗部に至るまでの階調などの表現はどうだろう……と、ここまで書いてふと思った。こちらの目が、明らかに「ハイエンド製品」を評価する際の評価軸を用いている! いやはや、スタンダードクラスの製品で、ここまでのクオリティーを提供してくれるなんて、なんと実力の高い製品だろう。

photophoto 「LED AQUOS」であることを示すロゴマーク。スピーカーはアンダータイプとなっている(左)。側面には迫力の低音を再現するバスレフポートを設けた(右)

 嬉しいことがもう1つある。LX1シリーズでも好評だった「好画質センサー」が、このSシリーズにも搭載されているのだ。コンテンツの種類や部屋の明るさに応じて自動的に画質を調整することに加えて、実際の画像を見ながら好みの映像セッティングにカスタマイズできる機能だが、LX1シリーズではユーザーから高い評価を得ている。直感的に、自分好みの映像に(しかも初期設定で手軽に)仕上げられるこの機能は、Sシリーズにもベストマッチ。多くの人がLED AQUOSならではの素晴らしい映像を手軽に体験できることだろう。

 この、LED AQUOS Sシリーズがスタンダードクラスだなんて、本当に驚き。この実力とコストパフォーマンスの高さは、フラットディスプレイ界に大きな衝撃をもたらすだろう。素直にSシリーズの登場を歓迎しよう。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年3月9日