実売1万円を切ったデジタルワイヤレスヘッドフォン「HA-WD100」の実力を探るなんというお買い得感(3/3 ページ)

» 2012年03月01日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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オーディオ用にも適した素直な音響特性

 もうひとつ、「HA-WD100」にとって外すことのできないアドバンテージがある。それは音質の良さだ。

 音質のキモとなるドライバーユニットは、同社ヘッドフォンなどでも採用実績があり、ノウハウが十分に蓄積された40ミリ口径をチョイス。ワイヤレス機専用のチューニングにより、オーディオ用にも適した素直な特性を実現した。

 ワイヤレスヘッドフォンといえば、有線のモデルに対してどうしても音質が劣り気味というイメージがあるが、それも赤外線方式しかなかった頃の印象だろう。2.4GHzデジタルワイヤレス方式では十分な伝送路が確保されている。

40ミリ口径ドライバーユニットは、心地よいクリアな音。映画や音楽などコンテンツを選ばない非常に素直な特性を持っている

 実際のサウンドを聴いてみると、確かにJVCのイメージに反しない音質を持っている。音楽では、とにかくヴォーカルがとても明瞭(めいりょう)で、声が良く届いてくるのだ。また低域もボリューム感が充分なうえ、芯のある力強さを持ち合わせており、不足感は感じない。確かにこの低音であれば、バスブーストなどのエフェクトは必要としないだろう。

 30〜22,000Hzという十分以上に幅広い再生帯域のおかげもあってか、高域はのびのびとしていて、音場もストレスなくスムーズに広がってくれる。聴き応えのある、それでいて心地よいクリアな音場を持つ、なかなかのサウンドといえる。また、密閉型フランジでこの音を実現した点もうれしい。夜中でも音漏れを気にせず、音楽や映像コンテンツに没入できるからだ。


 ワイヤレスヘッドフォンとしては貴重な音質こだわり派であり、デジタルワイヤレス方式の大きな利便性を持ちながら、1万円を切る価格を実現した「HA-WD100」。コストパフォーマンスの高さは絶大な魅力だが、その音も大きなアピールポイントといえそうだ。シンプルな操作性もあり、誰にもでオススメできる優秀なモデルが登場してくれたことを、大いに歓迎したい。



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