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» 2012年12月04日 10時00分 公開

ハイブリッド&デュアルドライバの実力はいかに? 野村ケンジがマクセル「MXH-DBA700」「MXH-DD600」に迫るいい音しか作らない(2/3 ページ)

[野村ケンジ,PR/ITmedia]
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真剣な面持ちで試聴する野村ケンジ氏

 さて、実際のサウンドはいかがなものだろう。ある意味で想像していた通りなのだが、BAドライバならではの“のびのび”としたスピーディーな高域と、自然な音色で量感もタップリとした低域のアンサンブルが、音楽をより印象的に、いつもより躍動的に感じさせてくれる。基本はフラット志向の音色傾向ながら、ダイナミックなメリハリと、インパクトのある高域で、より新鮮なサウンドを聴かせてくれる。

 解像度感も高く、音がリアルに聞こえる点もいい。しかも、BAとダイナミック型それぞれの音色傾向を活かしつつ、全体として違和感がないばかりか、一体感あるまとまりの良いサウンドに仕立て上げられているのだから素晴らしい。おかげで、伸びやかな女性ヴォーカルと迫力があってリズミカルなベースという、シングルドライバなどでは両立の難しいパートが、どちらも魅力あるサウンドで楽しむことができた。この懐の深さはうれしいかぎり。おかげで、J-POPからクラシックまで、さまざまなジャンルの音楽を存分に楽しめる。

聴き心地の良い自然な音色――「MXH-DD600」

 一方の「MXH-DD600」は、価格的には弟モデルといえるポジションになっているのだが、アルミ製ハウジングやフラットケーブル、4サイズの銀イオン抗菌イヤーチップなど、基本的なスペックは「MXH-DBA700」とほぼ同じ。違いはドライバの種類のみで、こちらは低域用の8mmと中高域用の6mmという、ダイナミック型のデュアル構成となる。カラーがブラックのみの「MXH-DBA700」に対し、「MXH-DD600」にはブラックとレッドのカラーバリエーションが用意されていることも見逃せない。

「MXH-DD600」の内部構造

 また、ドライバの搭載位置も面白い。2つとも耳穴に向かって垂直に前後レイアウトされているのだが、同軸上でなく、ややオフセットした配置となっているのだ。こちらは、さまざまな設置パターンをテストし、最終的にこのレイアウトに落ち着いたのだという。

装着時には「m」のマークがワンポイントになる

 ある点で予想通りだった「MXH-DBA700」に対し、「MXH-DD600」はいい意味で意外性のあるサウンド。デュアルダイナミックドライバという構成から、絶対的な音量と帯域幅の優位性を活用した勢いのあるメリハリに富んだキャラクターを想像していたのだが、実際には全く方向性の異なる、素直な帯域特性と自然な音色傾向の、どちらかといえばジェントルなサウンドを聴かせてくれたのだ。「MXH-DBA700」程の万能さはないものの、かえってきめ細やかなニュアンス表現は得意で、女性ヴォーカルなどは、楚々(そそ)とした歌声で感情表現がしっかりと伝わってくれる。

レッドもシックな色調で目立ちすぎない。男性でも問題なく使えそうだ

 一方、低域はボトムエンドまでしっかり伸ばすよりも、バランス良く収束させる特性タイプで、(MXH-DBA700に対しては)迫力がやや欠けるものの聴き心地が良い。迫力よりもウェルバランス性を重視したサウンドといえる。演出の派手さよりも聴き心地の良さを重視したい人はもとより、音楽を長時間聴き続ける人にも、こちらの方が向いているかもしれない。

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提供:日立マクセル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月31日

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