「スマホでUSEN」最大の魅力は、有線ラジオ放送と同じ“チャンネルの多さ”にある。実に1000を超えるチャンネルが提供されており、中には音楽にとどまらないユニークなものもある。
音楽ファイルをスマートフォンにため込んではみたものの、同じ曲ばかりでは飽きてくるし、プレイリストを作ったりするのも面倒だ。音楽番組や最新音楽をチェックする時間はないが、周囲の話題にはついていきたい。そんな忙しいビジネスマンに注目してほしいのが、USENの定額制音楽聴き放題サービス「スマホでUSEN」 だ。
ご存じのとおり、USENは有線ラジオ放送事業者で、その意味では“音楽聴き放題サービス”の老舗ともいえる存在。「スマホでUSEN」 は同社の有線ラジオ放送をベースにした聴き放題サービスで、その最大の魅力は、有線ラジオ放送と同じ“チャンネルの多さ”にある。
実に1000を超えるチャンネルが提供され、J-POPや歌謡曲、演歌といった国内の音楽はもちろん、洋楽、ジャズ、クラシックなどの幅広い音楽ジャンルをカバー。最新曲や過去のヒット曲ランキング、懐かしの名曲などを紹介するチャンネル、さらには、英会話、オリジナルトーク番組、環境音など、すべて聴き放題だ。
最も基本的な聴き方は、やはり、自分の好きなジャンルのチャンネルを選局することだろう。アプリ画面の下部にある「CHANNEL」から「ジャンル」を開くと、大きなくくりとして、J-POP、歌謡曲、演歌、洋楽ポップス/ロック、洋楽ブラック・ミュージック、クラブ/ダンス、K-POP、ジャズ、クラシック、ヒーリング、ワールド・ミュージック、イージーリスニング、アニメ、ファミリー/キッズ、和風/民謡を網羅していることが分かる。
しかし、これはチャンネルではない。実際のチャンネルはより細分化されたものになっており、例えば洋楽ポップス/ロックなら、ポップス(総合)、ロック(総合)に加え、ポップス・クラシック、オールディーズ、ロック・クラシック、ハード・ロック、ヘビー・メタル……などなど、実に豊富なチャンネルが用意されている。
ポップス(総合)、ロック(総合)、ポップス・クラシック、オールディーズ、ロック・クラシック、ハード・ロック、ヘビー・メタル、プログレッシブ・ロック、オルタナティブ・ロック、ウェストコースト・ロック、ソフト・ロック、A.O.R.、ネオ・アコースティック/ギター・ポップ、パワー・ポップ、ニュー・ウェーブ、シューゲイザー、パンク・クラシック、ポップ・パンク、ネオ・サーフミュージック、ドリーミー・ポップ、emo〜エモ〜、UK ROCK、カントリー・ミュージック、コンテンポラリー・カントリー・ミュージック、アメリカン・フォーク、ブリティッシュ・フォーク、ブルース・ロック、ロカビリー、ルーツ・ロック、ブルーグラス、インストバンド・セレクションなど
面白いのは、J-POP、歌謡曲、演歌、洋楽ポップス/ロックなどの主要ジャンルだけではなく、ワールド・ミュージックなども非常に充実していること。ボサノヴァやシャンソン、サルサ、ラテン、ハワイアンなど良く知られたジャンルのほか、各国の流行曲がそろっているのも興味深い。ここまで幅広い楽曲ジャンルを持つサービスは珍しい。
それもそのはず、有線ラジオ放送はもともと主に店舗・商業施設の業者などが利用するサービスだ。各国の料理を提供するレストランでは、雰囲気を高める1つの要素となる、こうしたチャンネルのニーズが高い。いわば「スマホでUSEN」はビジネスの現場で使われる“プロ仕様”のコンテンツを持ったサービスなのだ。
例えば沖縄の音楽などに関しても、1つのチャンネルに十羽一絡げにするのではなく、琉球民謡、ハナハナ島唄(現代感覚を融合させた新世代の島唄)、オキナワン・ポップス(沖縄出身のアーティストによるJ-POPナンバーをセレクト)と細かく分けられている。豊富なチャンネルをザッピング感覚で切り替えるのも良し。興味のある国の音楽を聴いてみるのも良し。使うたびに新しい発見があるはずだ。
イタリアン・ポップス、フレンチ・ポップス、スパニッシュ・ポップス、ブラジリアン・ポップス、アフリカン・ポップス、中国ポップス、トルコ・ポップス、ドイツ・ポップス、香港ポップス、ロシアン・ポップス
チャンネルはジャンル分類だけにとどまらず、さまざまにカテゴライズされている。例えば「年代別」に作られたものだけでも、Billboardなどの年間ランキングから、Rもの(その年齢層の人が青春時代によく耳にした思い出の曲をピックアップ。R20からR60まである)など、多様なチャンネルが用意されている。
「スマホでUSEN」では、“音楽以外”のチャンネルが豊富という点も魅力的だ。人気声優やアイドルによる数多くのトーク番組をはじめ、様々な名作小説の朗読、落語、さらには、環境音などに関しても、波の音やSL音、虫の音色などが個別のチャンネルとして用意されている。こうしたチャンネルは、有線ラジオ放送でも提供されているものだが、スマートフォンによって「いつでもどこでも聴ける」ようになったことで、新たな価値が与えられたといえるのではないだろうか。
その中でも特に相性がいいと思われるのが、やはり「語学」系のチャンネルだ。「ECC英会話Podcast Series」「ネイティブがよく使う 英単語・イディオム・決まり文句」「3パターンで決める日常英会話ネイティブ表現」などで通勤などの時間を学習にさくのもいいし、「英語で聴く『不思議の国のアリス』」「英語で聴く『アンデルセン童話』」「英語で聴く『グリム童話』」などで気軽にヒアリング学習を行うこともできるし、「英語で説明する日本の観光名所/文化」「英語で説明する科学技術」「英語で説明する人文科学」などではより実践的にリスニング力と基礎知識を身につけられる。
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提供:株式会社USEN
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2016年1月28日