一般的に男性は暑がり、女性は寒がりといわれ、同じ空間にいればエアコンの温度設定を巡って衝突することもある。日本全国で繰り返されてきた、そんな状況を変えてくれそうなエアコンがパナソニックから登場した。新製品の「WXシリーズ」だ。
——ここでニュースです。門真市の暑井さん宅が険悪なムードに包まれています。現場には涼風レポーターがいます。涼風さんどうぞ
涼風:こちら現場です。閑静な住宅街で突然発生した夫婦の争い。一体、何が起こったのでしょう
涼風:たった今、情報が入りました。原因は、エアコンの設定温度のようです。汗をかきながら帰宅した旦那さんが温度設定を下げたところ、奥さんがすかさず元に戻してしまいました。下げては戻し、下げては戻し、イタチごっこが続いています
——ご夫婦はなんと言っているのですか?
涼風:暑がりの旦那さんは25°C設定を要求。一方、寒がりの奥さんは28°C設定を堅持しようとリモコンを手放しません。両者の主張は平行線を辿っています
——なるほど。女性は寒がり、男性は暑がりの傾向があるようですが、とくに旦那さんのようにがっちりとした体格をした男性は暑がりの人が多い印象ですね
涼風:はい、一般的に男性は筋肉が多いので基礎代謝が高く、体内の発熱量も女性より多い傾向にあります。また、人は汗をかいて体内の熱を外に放出しますが、脂肪は熱伝導性が低く、“断熱材”のように熱を逃がしにくくしてしまうそうです
——つまり、旦那さんが暑がりなのは筋肉のためだけではない、ということですね
涼風:現場に動きがありました! 旦那さんが実力行使に訴えようとリモコンに手を掛けたところ、奥さんが激しく抵抗。両者一歩も引かず、激しい綱引きが続いています
涼風:ちょ、ちょっと待ってください。カメラさん、奥の壁に寄ってもらえますか?
——涼風さん、何か見つけましたか?
涼風:見てください。このエアコンは、パナソニックの最新モデル「WXシリーズ」です。中でも14畳用で広めのリビングルームにぴったりの「CS-WX406C2」といえば、省エネ基準達成率151%で「省エネ大賞」を受賞したモデル。人の「暑い」「寒い」という感覚を見分ける世界初(※)の「温冷感センサー」を搭載したエアコンなんです
——説明的なレポート、ありがとうございます。しかし、「暑い」「寒い」を見分けるとは、一体どういう意味ですか?
涼風:脂肪の話もありましたが、人は熱をうまく逃がせていないときに「暑い」と感じます。逆に熱が逃げていると「寒い」わけですね。この温冷感センサーは、可動式の赤外線サーモセンサーを使っていて、外からは見えませんが中で左右に動きながら部屋中をきめ細かくチェックしています。テレビなどでも時々出てくるサーモグラフィのようなものですね
涼風:しかも、このセンサーは解像度が高いので、室内にいる人たちを個々に認識できる上に、体の表面と周囲の温度を切り分けて測定することができます。その温度差から人が放出している熱量を算出し、独自のアルゴリズムで解析することによって、暑い、寒いの感覚を見分けます。つまり周囲との温度差が大きければ熱が逃げているから「寒い」、逆に温度差が小さいと熱が体にこもって「暑い」というわけです
——なるほど、それを見分けるとはすごいセンサーですね。でも人の放熱量って、着ている服の量や厚さによって変わるのではないですか?
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2016年7月20日