カシオ計算機の「Outdoor Recorder EX-FR200」というカメラが面白いと荻窪圭さんから教わり、どこがどう面白いのか、全天周が撮れるとはどういうことなのか、実際に公園で体験してみました。
一生に一度のイベントから何気ない日常まで、最近はあらゆる写真をSNSに投稿するようになりました。しかしこれだけ人に自分の写真を見てもらう機会が増えたのに、使うのはいつもスマホ。構図はすでにマンネリ化し、気付けば似たような写真ばかりをシェアしている気がします。たまには友だちの目を引く個性的なショットを撮ってみたい!
そこで、デジタルカメラやスマホカメラのレビューでおなじみの荻窪圭さんに、楽しく写真を撮れて、なおかつオリジナリティのあるカメラを聞いたところ、カシオ計算機の「Outdoor Recorder EX-FR200」を超おすすめされました。「180度の全天周が撮れる面白いカメラ」と熱弁されましたが、どう使っていいのか想像がつきません。
「迷わず撮れよ撮ればわかるさ」と半ば強引に連れ出された先は、神奈川県の某公園。なぜかいい年してアスレチックに挑戦させられたりしたので、FR200の楽しさと共にご紹介します!
まずはスマホや通常のデジカメと同じように自撮りをしてみました。FR200はカメラ部と液晶モニターが付いたコントローラー部が分離する構造になっているので、まずはそれぞれの電源を入れます。シャッターボタンはカメラ部とコントローラー部それぞれの側面にあるので、片手でも押しやすく、すんなりセルフィーできました。
すごく広い範囲が写ります。これならどんな背景でも、何人と一度に撮っても大丈夫そう。なんと足の先まで写ってます。これが魚眼レンズというもの?
ここからがFR200の本領発揮です。全天周カットで撮るのは、カップルにオススメの「リア充撮り」。芝生の上に2人が向かい合ってうつ伏せになり、間にカメラを置いてシャッターを押します。するとまるでこの世界に2人しかいないような、爆発案件待ったなしのショットが撮れます。FacebookやTwitterでシェアすれば、画面の向こうから「リア充爆発しろ!」と声が聞こえてくること間違いなし。
そして撮れたのがこんな写真。破壊力抜群です。
全天周カットのほか、必要な部分だけを切り出すことが可能です。「EXILIM ALBUM」というスマホアプリを使うと、静止画なら3カ所、動画なら2カ所を任意に選んで、見やすい形にレイアウトできるのです。EXILIM ALBUMについては、詳しくは後述しますが、このスマホアプリとの組み合わせでいろいろ楽しめて、ただ全天周が撮影できるカメラじゃないところが本当に面白い!
パノラマカットや超広角ショットも撮影できます。三脚や自撮り棒を使わずとも、3人以上での集合自撮りや、背景を入れた控えめ自撮りが手持ちでできるので楽チンですね。パノラマはFacebookにも対応してくれるといいなあ。
パノラマカットでは元の全天周画像も記録しておくオプションがあります。元画像はこんな感じです。
より「引き」の写真を撮りたいときは、オプションの専用自撮り棒(正確にはマルチアングルスティック EAM-4)が役立ちます。「さわやか3組」のオープニングのように真上から見下ろしたり、タワーなどの高層建築物を背景に収めたりしたいなら、やはり自撮り棒があると便利。FR200は防水なので、自撮り棒を釣り竿のようにして、水中をビデオ撮影したりもできます。あ、これは前回の荻窪さんのレビューにもありましたね。
今回は自撮り棒として使いましたが、オプションのマルチアングルスティックは長く伸ばせるので(最長で1m45mmまで)、自撮りよりは障害物ごしに向こう側の風景を撮る、橋の上から伸ばして真下の渓谷を撮るなど普通の撮影では難しい撮影で使うのがよさそう。
自撮りなら市販の自撮り棒でも十分使えます。
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提供:カシオ計算機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2016年9月30日