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ペンタックス「*ist DL2」――シンプル操作で機動力の高い6万円のデジ一眼(1/4 ページ)

ペンタックス「*ist DL2」は、小型軽量ボディに2.5型の大型液晶や有効610万画素CCDを搭載したデジタル一眼レフ機。シンプルで分かりやすい操作性や、実売6万円前後というコストパフォーマンスの高さが魅力だ。

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 ペンタックスのデジタル一眼レフ機「*ist D」シリーズの最新作が「*ist DL2」である。昨年発売の「*ist DL」をベースにして、小型軽量ながら持ちやすいボディ、機能を簡潔にまとめた操作系、大きくて見やすい2.5型液晶などを受け継ぎつつ、AFセンサーや撮影モードの強化を図っている。

 AFセンサーは、従来の3点測距からクロスセンサー5点測距に改良された。例えば記念写真を撮る際、人物ではなく背景にピントが合ってしまうのを防げるなど、気楽にスナップを楽しむ場合に役立つ。狙った1点にきっちりとピントを合わせたいシーンでは、メニューの設定から中央1点測距の切り替えるといい。

 撮影モードは、これまでのピクチャーモード(人物、風景、マクロ、動体、夜景人物、ストロボオフ)に加えて、8種類のシーンモード(夜景、サーフ&スノー、テキスト、夕景、キッズ、ペット、キャンドルライト、美術館)を新搭載した。これらのモードはコンパクトデジカメでお馴染みのもの。選んだシーンに応じて露出や発色の傾向などが自動的に最適化されるので、難しいことを考えずに手軽に撮れる。

 自分で細かく設定を決めて撮りたい場合には、プログラムAEや絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアルモードなどを利用するといい。絞りやシャッター速度、露出補正は背面のセレクトダイヤルで調整でき、ドライブモードやホワイトバランス、ISO感度などは、背面のFnボタンと十字キーを使ってスムーズに切り替えられる。

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デジタル一眼レフ機として最軽量クラスとなる470グラムのボディ。レンズキットに付属の標準ズーム「DA 18-55mm F3.5-5.6AL」を装着した場合は、SDカードとアルカリ電池を含め約800グラム
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撮影メニューのAFエリアで、ワイド(5点測距)とスポット(1点測距)の切り替えを行う。またAFモードは、通常のシングルAFのほか、シャッターボタンの半押しの間ずっとピントを合わせ続けるコンティニュアスAFを選べる
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モードダイヤルを「SCN」に合わせ、FnボタンとOKボタンを押すとシーンモードの選択画面が表示される。説明文を読み、使いたいシーンのアイコンを選ぶ
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ボディ上部のモードダイヤル。オートピクチャーモードとは、カメラが被写体を判別し、標準、人物、風景、マクロ、動体の5モードが自動的に切り替わるモードのこと。最も手軽な撮影モードだ
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ピクチャーモードの「風景」で撮影。通常よりも発色が鮮やかに、シャープネスが高くなり、メリハリ感のある画像となる
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ピクチャーモードの「動体」で撮影。AFモードがコンティニュアスAFになり、動きのある被写体にもピントが合いやすくなる
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シャッター優先AEモードを選び、1/60秒のシャッター速度で流し撮りを試してみた。コンパクトデジカメよりもスピーディなAFは、動体撮影に便利

提供:ペンタックス株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年3月31日

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