富士フイルム、第5世代スーパーCCDハニカム搭載の6メガエントリー機
富士フイルムはコンパクトデジカメ「FinePix A600」を発売する。6メガの第5世代スーパーCCDハニカムを搭載しながらも、実売想定価格は1万9000円前後。
富士フイルムは10月26日、コンパクトデジカメ「FinePix A600」を11月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は1万9000円前後。
新製品は1/1.7型で有効画素数625万画素を実現する「スーパーCCD ハニカムV HR」を搭載。1月に発表された「FinePix A500」と同世代の撮像素子ながらも、画素数が504万画素から625万画素へとアップしている。
レンズにはフジノンの光学3倍ズームレンズ(35ミリ換算で36〜108ミリ相当)を組み合わせ、最大約6.2倍のデジタルズームと併用することで、最大約18.6倍のズーム撮影が行える。撮影モードにはオートのほか、人物/風景/スポーツ/夜景の各撮影モード(シーンポジション)を備えており、デジカメに不慣れなユーザーでも容易に操作できる。
シンプルなボディには12Mバイトのメモリを内蔵、メディア(xDピクチャーカード)を忘れたり、一杯まで使い切ってしまった場合にも対処できる。電源は単三形ニッケル水素電池×2本。単三形アルカリ乾電池も利用可能で、外出時の電池切れにも対応できる。
背面液晶は2.4インチ。晴天下などで反射を防ぎ、見やすさを向上させる特殊コーティングが施されている。撮影可能枚数はニッケル水素電池利用時で約350枚、アルカリ乾電池利用時で約100枚(CIPA規格)。本体サイズは93(幅)×60(高さ)×30.1(奥行き)ミリ、約184グラム(電池、xDメモリーカード含む)。
関連記事
- 顔検出機能を搭載したコンパクトデジカメ「FinePix F31fd」
富士フイルムは顔検出機能を搭載したコンパクトデジカメ「FinePix F31fd」を11月中旬より販売する。最短約0.05秒でヒトの顔を検出してくれる。 - 富士写真フイルム、ISO3200の高感度撮影が可能なデジタルカメラ
富士写真フイルムは、ISO3200の高感度撮影が可能な有効630万画素のデジタルカメラ「FinePix F30」を5月下旬に発売する。価格は5万円前後の見込み。 - 富士写真フイルム、第5世代スーパーCCDハニカム搭載の低価格機「FinePix A500」
富士写真フイルムは、「スーパーCCD ハニカム V HR」を搭載したコンパクトデジカメ「FinePix A500」を発表した。2月下旬に発売する予定で、価格はオープン。店頭では2万円前後になる見込みだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.