ニュース
99.9%純銅内釜の炊飯器、三洋から13万円で登場
三洋電機は圧力IHジャー炊飯器「匠純銅 おどり炊き」シリーズを発表。純銅製の内釜を採用し、より“おいしく”ご飯を炊きあげる。上位モデルは13万1250円。
三洋電機は7月19日、圧力IHジャー炊飯器「匠純銅 おどり炊き」シリーズを発表、「ECJ-XP10」と「ECJ-XV10」を9月1日より販売開始すると発表した。価格はECJ-XP10が13万1250円、ECJ-XV10がオープン(実売想定価格8万円)。
同社は1992年に「圧力IH炊飯方式」、2002年には炊飯中に圧力を変化させる「可変圧力IH炊飯方式」を炊飯器に導入しているが、新製品では純度99.9%の純銅釜「匠純銅」を内釜に採用。高い熱伝導率と熱均一性により、お米の中心まできれいに炊きムラなく、均等に熱を伝えるという。
また、うまみにつながる「粘り」を十分に引き出すため、新機構の「うまみ循環・うまみ蒸らし」を採用。圧力をかけながら炊飯することで粘りを十分に作り出し、蒸らし過程に入ったところで作られた「粘り」を内釜内に戻し、なおかつ、内部を減圧することで粘りを米粒に浸透させている。これらの工程を経ることで、ツヤと甘みのある炊きあがりを実現した。
本体フレームにアルミダイキャストを利用することで形状をフラット化。凹凸が少なくなったことで、手入れもしやすくなった。そのほか操作部を天面配置や音声ガイド・バックライト付き液晶の搭載など操作性も高めている(ECJ-XV10は液晶バックライトや音声ガイド機能など非搭載)。
関連記事
- 豆腐や温泉卵も作れるIH保温釜、東芝から
東芝コンシューママーケティングはIH保温釜「RC-10NH/18NH」を8月に発売する。パンやケーキを手軽に作れる新「調理コース」を搭載した。 - 三菱電機、釜を上下に振動させる新「炭炊釜」
三菱電機は内釜などに炭コートを施し、振動により湯温のムラを抑える加振器「おいしんどう」を搭載したIHジャー炊飯器を発表した。 - 東芝、真空ポンプで「いつでもおいしく炊ける」炊飯器
東芝コンシューママーケティングが真空ポンプを搭載した圧力IH炊飯器の新製品を発表。気圧制御を進化させ、お米の量や水温が変わっても「いつでもおいしく炊ける」炊飯器となった。40時間の長時間保温でもご飯しっとり。 - ナショナル、オリゴ糖を増やすIHジャー炊飯器
ナショナルは、高温スチームと新しい浸水方法により、ご飯のオリゴ糖が従来比約2.4倍になるIHジャー炊飯器「SWシリーズ」を5月に発売する。雑穀米炊飯ではポリフェノールの減少を抑える効果も
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.