三菱、「リビングで高画質」の新型液晶REAL(2/2 ページ)
三菱電機が液晶テレビ「REAL」の新製品を発表。スリムフレームで“全画面テレビ”を引き続きアピールするほか、新たな表面処理を施したパネルで画質を高めた。同社最大の52V型も用意。
スタンダードタイプのMXシリーズ「LCD-H32MXW75」「LCD-H32MX75」はスピーカーやフレームのスリム化を進め、パーソナルユースにも適したモデル。いずれも同社従来製品(LCD-H32MX70)に比較すると約15%の設置面積削減を可能としている。LCD-H32MXW75は高機能モデルと位置づけられており。120Hz駆動の「倍速ピクチャー」を搭載する。
「LCD-H20MX75B/S/R」はブラック/シルバー/ローズの3色展開とすることで、インテリアにあわせた製品選びが可能となっている。いずれもHDMIの制御信号を利用したレコーダー操作機能「REALINK」を搭載する。
画像処理エンジンには「DIAMOND EngineV」が搭載されており、デジタル放送のノイズ感を低減する「HD3DDNR回路」のほか、黒/白つぶれを自動的に抑制することでコントラスト感の高い映像にする「ダイナミックレベルエクスパンダーIII」、画面内容によってバックライトの輝度を調整する「インテリジェントバックライトコントロール」などを備える。
LCD-H32MXW75とLCD-H32MX75にはオートターン機能を搭載し、リモコンから視聴位置にあわせて画面の左右角度を調整できるほか、リモコンの「中央」ボタンを押すことでセンター位置へ移動させることも可能だ。
画質調整機能としては、画面輝度の落差を抑制することで見やすさを高める「シニア」モードや明るさを強く抑える「ジュニア」モード、画質処理を最低限に抑えることで反応速度を高めた「ゲーム」モードなどを用意する。
インタフェースとしてHDMI(Ver1.2a準拠)2系統(LCD-H20MX75B/S/Rは1系統)、D4 2系統、PC端子(D-Sub15ピン)1系統などを用意する。LCD-H20MX75B/S/Rは前面にも入力端子(Sビデオ/コンポジット)を備え、ゲーム機などの接続が容易に行える。チューナーは3波対応デジタルチューナーとアナログチューナーをそれぞれ1つずつ搭載する。
サイズはLCD-H32MXW75とLCD-H32MX75が78.1(幅)×53(高さ)×29.7(奥行き)ミリ、LCD-H20MX75B/S/Rが51.2(幅)×41.4(高さ)×24.5(奥行き)ミリ(いずれもスタンド有り)。
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