東芝、ピコサイズのイオンで脱臭する加湿器
東芝ホームテクノは、ハイブリッド式加湿器「KA-G80DX/G60DX」の2機種を発表した。ナノの1000分の1となるピコサイズのイオンを発生させ、カーテンなど布製品に染みついたニオイを取り除く。
東芝ホームテクノは8月30日、ハイブリッド式加湿器「KA-G80DX/G60DX」の2機種を発表した。加湿と同時に除菌・脱臭ができる「Picode(ピコデ)除菌」を新搭載。ナノの1000分の1となるピコサイズのイオンを発生させ、カーテンなど布製品に染みついたニオイを取り除くという。
独自形状の放出ピンに給水し、高電圧をかけることで微細なイオン(ピコサイズイオン)を放出。カーテン等の布の奥まで浸透し、染み付いたニオイを脱臭するとともに、浮遊菌の活動も抑制するという。また吸気部にはイチョウ葉エキスを加工した「フラボノイドエアフィルター」を搭載し、ダニの死がいや花粉を除去。ウイルスや雑菌の働きを抑える。
新搭載の「抗菌ロータリー気化フィルター」は、円盤形状で回転することで目詰まりの原因となる汚れの付着を抑える。気化フィルターには水に溶けない抗菌剤を用い、水洗いだけで4シーズンは交換せずに使えるようにした。加湿能力は、上位モデルの「KA-G80DX」が800ミリリットル/時間で適用床面積は22畳(洋室)、「KA-G60DX」は600ミリリットル/時間で17畳(洋室)。タンク容量はいずれも4リットルで、連続加湿時間はG80DXが約5時間、G60DXは約6時間40分となっている。
運転モードは「連続」「おまかせ」「うるおい」「おやすみ」の4つ。上位モデルのKA-G80DXでは、ヒーターを使用しない「省エネ運転モード」も用意した。省エネ運転の場合、電気代は1時間あたり約0.7円。一日15時間運転しても10円程度で済むという。外形寸法は両モデル共通で、402(幅)×212(奥行き)×367(高さ)ミリ。重量は約5.3キログラム。
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