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ナショナル、「大火力竈釜」でおこげもおいしい炊飯器
ナショナルが2種類の中空セラミックを密着形成した炊飯ジャー「大火力竈釜」を発売。釜底を急速過熱させることでおこげもおいしく。
ナショナルアプライアンスマーケティング本部は12月10日、IHジャー炊飯器SVシリーズ「SR-SV101」(炊飯最大容量1リットル)、「SR-SV181」(同1.8リットル)を2008年2月1日より販売開始すると発表した。価格はオープン。同社直販サイト「パナセンス」では入札形式の台数限定モニター販売を受け付けており、入札下限価格は6万7800円。
新製品は、内釜に金属層外側へ2種類の中空セラミックを密着形成した新開発の「大火力竈釜」を採用。発熱性と蓄熱性という相反する要素を兼ね備える。熱源であるIHも6段前面IHとすることで熱量を10%向上、表面は張りがありながら中はふっくらという炊きあがりを実現した。
蒸気を排出する封熱フタには炊きあげ時の粘りを感知するセンサーを設置。より微妙な蒸気のコントロールを行うことで甘みのある炊きあがりになるという。好みの食感にあわせて、ふっくら/しゃっきり/もちもちの炊き分けも行える。
また、釜底を約180度まで急速に過熱させることで、おこげをつくりだす機能も搭載した。約180度でしっかりとしたきつね色をつける「かまどおこげ」と約165度でほのかなこげ色をつける「香りおこげ」の2種類を選択できる。
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