スリムボディに広角28ミリの5倍ズーム、サイバーショット「DSC-W170」
ソニーがオーソドックスなスタイルに28ミリからの光学5倍ズームレンズを備えた“サイバーショット”「DSC-W170」を発売。おまかせシーン認識や顔認識機能も搭載する。
ソニーは3月5日、コンパクトデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-W170」を4月11日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
サイバーショット「W」シリーズの最上位モデル。シリーズ現行製品の「DSC-W120」に共通するオーソドックスなスタイルながら、35ミリ換算で28ミリからの光学5倍ズームレンズ(35ミリ換算28〜140ミリ)を搭載することで幅広い撮影シチュエーションに対応するモデルとなっている。
撮像素子は有効1010万画素 1/2.3型Super HAD CCD。背面液晶も2.7型とDSC-W120に比べて高画素/大画面化が進められている(DSC-W120のCCDは有効720万画素 1/2.5型Super HAD CCDで、背面液晶サイズは2.5型)。レンズ径の大きさを利用し、レンズリングとボディ側面の帯色をあわせることで高級感を演出している。
撮影補助機能として「DSC-T300」と同様の「おまかせシーン認識」を備えており、「逆光」「逆光と人物」「夜景」「夜景と人物」「三脚を利用しての夜景」の5つのシーンをカメラが自動認識し、シャッタースピードやISO感度などを設定する。顔認識を応用した「笑顔認識」も搭載。この笑顔認識では大人と子どもの区別も可能で、「常に子どもの顔優先」といった設定も行える(大人優先も可能)。光学式手ブレ補正機能を備えるほか、ISO3200までの高感度撮影も行える。
撮影モードには水中撮影に適した「水中モード」も用意されており、「オート」「水中1」「水中2」「フラッシュ」の各設定が設けられている。カメラ本体に防水性能はないため、水中撮影時には別売オプションのマリンパック「MPK-WD」が必要となるが、フィルターなしでも鮮やかな色彩の水中写真が撮影できる。
光学ファインダーも用意。カラーはブルー/ピンク/シルバー/ブラックの4色となっている。サイズは88.2(幅)×57.2(高さ)×22.9(厚さ)ミリ、約123グラム(本体のみ)。撮影可能枚数は約350枚(CIPA基準)。
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