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3型液晶&1010万画素のスリムコンパクトデジカメ「DMC-FS20」
パナソニックがコンパクトデジタルカメラ「DMC-FS20」を発表。「おまかせiA」など充実した機能を備えながらCCDの高画素化や液晶の大型化を進めた。
パナソニックは3月19日、コンパクトデジタルカメラ“LIMIX”「DMC-FS20」を4月12日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万7000円前後。
低価格のエントリーモデルながら「おまかせiA」を搭載した「DMC-FS3」の上位モデルにあたるスリムなコンパクトデジカメ。
撮像素子はDMC-FS3の1/2.5型・810万画素CCDから1/2.5型・1010万画素CCDへ高画素化したほか、背面液晶も2.5型から3型へサイズアップ。レンズも35ミリ換算33〜100ミリの光学3倍ズームレンズから、35ミリ換算30〜120ミリの光学4倍ズームレンズと変更されている。デジタルズーム「EX光学ズーム」の倍率も7.1倍へと向上している。
そのほかはDMC-FS3と変わらず、「おまかせiA」の搭載によってシャッターボタンを押すだけでシーンに最適な設定をカメラが自動で行ってくれる。画像処理エンジンは「ヴィーナスエンジン IV」で、被写体の動きに応じてISO感度を自動調節する「インテリジェントISO」も搭載。最高ISO6400の「新高感度モード」も用意されている。
記録メディアはSD/SDHCメモリーカードとMMCで、約50Mバイトの内蔵メモリも備える。付属バッテリーでの撮影可能枚数は約280枚(CIPA規格)。サイズは94.9(幅)×57.1(高さ)×22.9(奥行き)ミリ、約154グラム(バッテリー、メモリーカード含む)。
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