シグマ、デジタル用大口径標準レンズ「50mm F1.4 EX DG HSM」
シグマが開放F値1.4の大口径標準レンズ「50mm F1.4 EX DG HSM」を6月14日より発売する。
シグマは5月30日、開放F値1.4のデジタル一眼レフカメラ用大口径標準レンズ「50mm F1.4 EX DG HSM」を6月14日より発売すると発表した。価格は6万円。
50mm F1.4 EX DG HSMは、3月の「フォト イメージング エキスポ2008」(PIE2008)に参考出品された50ミリ単焦点のデジタル用大口径標準レンズ。APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラに装着すると、80ミリ相当の画角の中望遠レンズとして使用できる。開放F値1.4の明るさに加え、コマ収差を補正するレンズパワー配置の最適化とグラスモールド非球面レンズ、フレアやゴーストの発生を抑えるスーパーマルチレイヤーコートなどを採用した。「HSM(Hyper Sonic Motor)」搭載によりAFスピードの高速化と静粛性を実現。フルタイムマニュアルも可能となっている。レンズにはケースと花形フード(LH829-01)も付属する。
サイズは84.5(最大径)×68.2(長さ)ミリで、フィルター径は77ミリ、重量は505グラム。レンズ構成は6群8枚、画角は46.8度、絞り羽根枚数は9枚、最小絞りはF値16、撮影最短距離は45センチ、最大倍率は1:7.4となっている(数値はシグマ用)。なお、6月14日に発売されるのはシグマ用およびキヤノン用で、ニコン用、ペンタックス用、ソニー用については未定。また、ペンタックス用とソニー用で超音波モーターに対応していないボディーに装着した場合、オートフォーカスは動作しない。そのほか、対応アクセサリーとして「SIGMA DG UV 77mm」(8000円)、「SIGMA DG WIDE CIRCULAR PL 77mm」(2万円)、付属品と同様のレンズフード(2000円)も発売される。
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