オリンパスイメージングは6月13日、デジタル一眼レフカメラ「E-3」に標準望遠レンズ「ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」などをセットした「E-3最速キット」を6月21日より数量限定で販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は30万円前後。
E-3とZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDの組み合わせによって、世界最速(同社、テレ端)でのAF撮影を可能にした。キットにはE-3のボディとレンズのほか、300倍速の4Gバイトコンパクトフラッシュ、ムック本「E-3マイスターブック」、キーホルダーが含まれる。
ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDは35ミリ換算で24〜120ミリをカバーする標準ズームレンズ。超音波駆動方式「SWD」(スーパーソニック・ウェーブ・ドライブ)によるAFシステムを搭載しており、スピーディーなAFが行える。レンズ構成は10群14枚で、最短撮影距離は0.25メートル。防塵防滴機構も備える。
E-3はフォーザーズシステムを採用した同社フラグシップモデル。有効1000万画素ハイスピードLive MOSセンサーには、画像処理エンジン「TruePicIII」を組み合わせる。SSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)により、ゴミやホコリを除去するダストリダクションシステムも搭載。
11点測距のAFセンサーは、11点全点がクロス式でかつ縦横それぞれ2ラインで構成することでAF精度を高めるツインクロスセンサー。このセンサーと全点同時演算を可能にした専用AFエンジン、最新AFアルゴリズムにより「デジタル一眼レフカメラで世界最速のAFスピード」(同社)を実現している。ボディサイズは142.5(幅)×74.5(奥行き)×116.5(高さ)ミリ・重さ約810グラム。
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