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レトロなテレビに“田舎のお母さんがはげましてくれる”赤電話――昭和の香りがするバンダイブース:ギフト・ショー春2009(2/2 ページ)
ギフト・ショー春2009のバンダイブースには、昭和のノスタルジックな香りが漂っている。先日発表した「昭和銀座ジオラマ」はじめ、現在開発中の大人向け玩具シリーズ「タイムトリップシリーズ」を参考出展。
田舎のお母さんがはげましてくれる貯金箱
「レトロ公衆電話」(仮)は、街角でよく見かけた赤い公衆電話をモチーフにした貯金箱。アラーム付きの時計を内蔵しており、お金を入れて「117」とダイヤルすると現在の時刻を音声で教えてくれる。また起床時刻を4桁でダイヤルしておけば、設定した時刻に繰り返し電話がかかってくるという、実用性を兼ね備えたインテリア貯金箱だ。
うれしいのは「はげまし機能」。「ある番号にかけると、田舎のお母さんがあなたを励ましてくれます」(同氏)。フォークソング世代なら泣いてしまいそうな機能だ。予価は4980円。発売日は未定。
もう1つの貯金箱は、駄菓子屋の店頭で子どもたちが熱中したコインゲームをモチーフにしたもの。最上段の穴から10円玉を投入し、両側のレバーで穴に落ちないようにコインをはじいていく。4つの難関をクリアして見事にゴールすれば、懐かしい「アタリ券」が出てくるという仕組み。「昭和の子どもたちが熱中した、あのスリルと興奮を再び味わえる貯金箱。失敗するとお金は取られてしまいますが、とりあえず貯金できます」(同社)。
昭和のノスタルジーを感じさせるアイテムの数々は、ギフトショーのバンダイブースで体験してほしい。なお、「昭和銀座ジオラマ」については、後日、動画をまじえて別途紹介する予定だ。
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