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パイオニア、ディスプレイ事業から完全撤退

パイオニアがディスプレイ事業からの撤退を正式に発表した。現在販売している製品を最後とし自社開発を中止、平成22年3月までに撤退する。

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“KURO”テレビ「KRP-600A」

 パイオニアは2月12日、かねてから報道されていたディスプレイ事業からの撤退を正式に発表した。

 同社は昨年3月にPDP自社生産からの撤退を、4月にはPDP事業についてパナソニックとの提携を発表していた。今回の発表では、ディスプレイ事業については現在販売している製品を最後とし、自社開発を中止。平成22年3月までに撤退することが明らかにされた。

 光ディスク事業についても「合弁を視野に入れた」(同社)改善策を検討しており、同社のコンシューマ機器事業については、オーディオ/DJ機器/CATV機器の3つに集中して事業展開を行っていくことになる。

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