製品比較
BDレコーダー、今秋の傾向と選択(普及モデル編):価格比較(2/2 ページ)
今回は、実売10万円以下で購入できるBlu-ray Discレコーダーにフォーカス。Wチューナー搭載の普及モデルにくわえ、シングルチューナー機やVHS一体型の価格をチェックしていこう。
各社のシングルチューナーモデル&VHS一体型
価格の安いシングルチューナーモデルやVHS一体型が増えてきたのも最近の傾向といえる。ただし、上位モデルとの開発時期の違いにより、機能的に差が出ることもある点は承知しておきたい。例えば、シャープ機のMPGE-4 AVC録画モード。上位モデルは、前ページで紹介した8.5倍モードまで対応しているが、春に登場した「BD-HDS32」は7倍録画モードまで、VHS一体型の「BD-HDV22」は5倍モードまでとなっている。
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シングルチューナーモデルでの注目機は、パナソニックの「DMR-BR570」。型番から分かるように、Wチューナー搭載の「DMR-BW570」からデジタルチューナーを1つ取り去っただけの仕様で、そのほかの仕様や機能はほとんど同じだ。シングルチューナーで十分という人、あるいは、すでにデジタルハイビジョン録画機を持っている人の買い増し需要には適している。
次回「上位モデル編」では、10万円以上のBDレコーダーを比較しながら、付加機能について取り上げたい。
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