ソニー、多彩なデザインのヘッドフォン「PIIQ」シリーズ5モデルを発表
ソニーは、新しいヘッドフォンのブランド「PIIQ」(ピーク)を発表した。オーバーヘッドバンド型が3モデル、カナル型イヤフォンが2モデル。
ソニーは6月2日、若い世代の多様化したデザイン志向にこたえるため、新しいヘッドフォンのブランド「PIIQ」(ピーク)をラインアップに加えると発表した。製品は5モデルで、アウトドア用オーバーヘッドバンド型のステレオヘッドフォン「MDR-PQ1」「MDR-PQ2」「MDR-PQ3」、カナル型ステレオイヤフォン「MDR-PQ4」「MDR-PQ5」。いずれも発売日は6月21日で、希望小売価格はMDR-PQ1が1万2390円、MDR-PQ2が6195円、MDR-PQ3が3675円、MDR-PQ4が3098円、MDR-PQ5が1838円となっている。
PIIQのフラッグシップモデルがMDR-PQ1。40ミリ径のドライバーユニットを採用し、音へのこだわりを持つユーザーをターゲットとする。ヘッドバンドのスライダーロック機構により最適なフィット感を保持できるため、毎回位置を調節する必要がない。バックル部分にはピンク色の樹脂の上から黒の塗装を施した。経年による傷で内部のピンクが露出して、「世界にひとつしかないオリジナルデザイン」に仕上がるという趣向だ。
カジュアルに使えるよう軽量化を進めたモデルがMDR-PQ2。ハウジングの突起をなくし本体の薄型化を進めた結果、装着時の“引っかかり”を低減したという。「ネオジウムマグネット」を採用して、クリアな中高音と豊かな低音の再現を目指した。
MDR-PQ3はシンプルさを追求したモデルで、「ネオジウムマグネット」を搭載するほか、ヘッドバンドとハウジングにラバー素材を採用、さらにフラットなコードで絡みにくさを高めている。
カナル型イヤフォンのMDR-PQ4は、本体にクリップを備えることで快適な装着感と脱落防止を両立したモデルだ。硬さの異なる2種類のシリコンを組み合わせることでイヤーピースの密閉性を高めた。MDR-PQ5は価格を抑えたベーシックモデルだ。
型名 | カラー | ドライバーユニット | 希望小売価格 | 発売日 |
---|---|---|---|---|
ステレオヘッドフォン「MDR-PQ1」 | ― | 40ミリ | 1万2390円 | 6月21日 |
ステレオヘッドフォン「MDR-PQ2」 | グレー、グリーン、マルチ | 30ミリ | 6195円 | |
ステレオヘッドフォン「MDR-PQ3 | ピンク、イエロー、マルチ、ブラック | 30ミリ | 3675円 | |
ステレオイヤフォン「MDR-PQ4」 | ブラック、ピンク、マルチ、グリーン、ブラウン | 9ミリ | 3098円 | |
ステレオイヤフォン「MDR-PQ5」 | ピンク、イエロー、マルチ、グリーン | 13.5ミリ | 1838円 |
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